小さな「稲穂が実る習慣」 | 人生を変える「習慣化」ブログ

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習慣化コンサルタント古川が綴る「人生を変える習慣」
人生が変わった!という深い感動を共に味わう
を使命に、日々の気づきを発信しています。



習慣化コンサルタントの古川です。



知り合いの経営者からこんな話を聴きました。


私は、営業マンが商談しにいくことだけではなく、
商談に言った際に必ずお客様に渡すパンフレットに
(電話回線の契約)小さなサービスの種を植えている。


営業マンが商談に失敗しても、
優秀、不優秀に関わらず、パンフレットを渡せば、
今回の商談は不要だが、「電話回線の契約はするよ!」
と言ってもらえる。


回線の契約は、お客様にとって得はあっても損はない。
営業マンも努力やセールストークはいらない。

ただ行った時に渡すだけ。



この蓄積が、実は安定売上げをつくり、お客様との関係を
繋いでいると。



営業マンが歩いたあと、稲の種がポケットからこぼれ落ちる。
彼らは意識していないが、歩けば歩くほどに後から芽を出し、
稲穂が実ると表現されていました。



ちょっと経営的な話でピンとこないかもしれませんが、
仕組み化と小さな習慣がキーワードです。



昨日、大手印刷会社で企業研修を行なってきましたが、
そこには、「3階までは階段を使おう。節電のために」
というポスターが張っています。


これが社員の健康管理なっているといいます。
実は毎日のことなのです。


これこそ、ささいな習慣の毎日化です。



たとえば、サプリメントを飲むという習慣や
毎日ペットボトルで飲むお茶をマテ茶に変えるとか、
移動中は、mp3プレイヤーでオーディオブックを聴く。



これは、ポケットに入れた稲の種。

毎日、自動的にやっていることに、
ささいな習慣を入れておくと、数年すると稲穂が実る。




移動中にスマホをやめて本を読む。
これだけでも1年で見れば大きなことになっていきます。


ぜひ、稲の種をポケットに忍ばせて下さい。
これは努力が不要で何気ない仕組みですが、
累積すると複利で大きなリターンが生まれます。