習慣化コンサルタントの古川です。
「いやー、やっぱり、残業しないという意識が大切ですね。」
「PDCAを回す意識がなかった」
「話を聞くことを意識します」
この意識という言葉、要注意です。
この言葉をいうとき、半分は「でも、難しいなー」という
マインドが含意されているのです。
意識できていない、
意識しよう、
でもどうすればいいのか・・・・
いや、意識の問題だ、頑張ろう!
とセルフトークが繰り返されます。
でも、残念ながら、どうすればいいがなければ
結局、日常では何も行動には移されないはずです。
意識します。
というとき、それは解決策が曖昧で、
でも考えきれない、
もしくは「意識する」という言葉に逃げている
どちらかではないでしょうか?
ということで、意識するという言葉を
具体的な行動言葉に落としましょう。
「いやー、やっぱり、残業しないという意識が大切ですね。」
⇒17時半になったら帰ると部下に宣言する
「PDCAを回す意識がなかった」
⇒朝、5分の1日の計画、夜3分の振り返りをする。
合計8分、Excelに記録する。
「話を聞くことを意識します」
⇒朝、朝礼後、1名の話を10分間聴く。
現状と必要なサポートが何かを聴く。
そのとき、部下が8割以上話をしている状態をつくる。
このようにしたら、行動言葉になりませんか?
意識では絶対に変わりません。
大切なことは行動です。
行動するには、行動レベルの言葉に
変換する必要があります。