習慣化コンサルタントの古川です。
タバコをやめるのと減らすのは、
どっちが簡単か?
結論からいうと、やめることです。
これは、続ける習慣の本を出して以降、
禁煙外来の先生から言われた一言。
「続ける習慣を読みました。まさにごもっとも。
ベビーステップはその通り。
でもタバコだけは、ベビーステップではなく完全禁煙ですよ」
確かに、減煙でウォーミングアップをしたとしても、
減煙で成功している人はあまりみません。
悪い習慣のほとんどは、行動快感を手放せないからです。
ホルモンという意味で言えば、ドーパミンが依存症をつくります。
依存的行動をつくる。
悪い習慣もドーパミンが多く関係しています。
タバコで言えば、1日40本のヘビースモーカーが
10本に減らしたとして、1日3本で我慢できるかというと
それは難しいのです。
1本あたりの快感、(つまり美味しさ)が溜まらなく強烈になり、
本数が増えていくのです。
だから、完全に断ち切った方が、やめやすいのです。
問題は、完全にやめることが出来ない習慣ですね。
タバコやネットサーフィン、TVなどはやめることができます。
しかし、食事は減らすことしかできません。
お酒も断酒は勘弁、でもヘロヘロになるまで飲みたくない。
これが難しいのです。
コツは、ルールをつくること。
欲求に制限を設けるルールをつくる。
お酒なら家に必要以上は置かない、
食事もルールを決める。
ルールが決まっていれば、
白か黒かがはっきりします。
自分に規律を持つということは、
規律をつくること。
それはルールです。
ルールには、
いつ、どの場面で、どれぐらい、何をする
が必要です。
~をしないという行動はありませんので、
必ず、~するという言葉に置き換えてルールにすることがポイントです。
お酒も断酒ができるのが一番いい。
ただしスイッチングをお忘れなく!(笑)