習慣化コンサルタントの古川です。
一発勝負で勝とうとすると、
可能性が狭まることがあります。
スキルを学び、仕事で試す。
たとえば、時間簿。
時間簿を試そうと思ったけど、忙しくてなかなか取れないものです。
コツを掴むまでは!
問題はコツを掴むまで何度も繰り返しチャレンジする。
そうすると、勘所が分かりできるようになっていきます。
コミュニケーション技術も同じ。
コーチングや分かりやすく話すなどの技術を学んでも
いきなり完璧にできるわけではありません。
でも、いきなり完璧にできることを
無意識に目指してしまうのではないでしょうか?
一回目だから仕方が無い。
こう許すことができれば、何度かチャレンジできるようになります。
要するに、10回でうまくいかせると
考えておけば最初の1回でうまくいかないことに
向き合えます。
じゃんけんで勝つためには、
何度もじゃんけんをすればいい。
1回勝負で相手の心理を読んでも
グーを出す次はグーを出す確率が低いと予想をしても
3回ジャンケンをする機会があれば、1回は勝つものです。
じゃんけんなら、負けたときのダメージは少ないでしょうが、
私たちが新しいことをやるときには、
うまくいかなければ、自己嫌悪感や周りの評価が気になって
もう一度じゃんけんをする気を失います。
これが人間なので、人より早く成長し成果をあげるなら、
じゃんけんの回数を増やす、つまり挑戦や実践の機会をたくさん
つくることに注力する視点が重要だと思います。
量をたくさんやれば、質に転化する。
私もその通りだと思います。