習慣化コンサルタントの古川です。
習慣化をしていて良い習慣が増えると
時間がなくならないですか?
とよく質問されます。
しかし、習慣はあくまで手段。
目的が快適な生活や感情生活の充実度だとすると、
手段に振り回れず、自由に最適化できます。
つまり、習慣の定期的「廃棄」をするのです。
定期的廃棄は続かないのとは違います。
意図的にやめているのです。
たとえば、
・新聞を読む ⇒やめてみる。すぐに着替えて出掛ける生活を試す
・ジムに行く ⇒ジムではなく、帰り道に長めのウォーキングをする
・本を読む時間 ⇒特別な時間を廃棄して風呂で読む、電車で読む
・朝5時起き ⇒冬は6時起きにして日の出に合わせる
という具合です。
全て続けている人にとっては妥協の産物のように見えますし、
意図しないと「自分に甘えているだけ」と自己嫌悪に陥りがちです。
なぜ、このような話を書いたかというと、
自分が決めたこと、やり続けていることから逃れられない。
いつの間にか習慣の奴隷になってしまうケースがあるからです。
しかし、すべては感情生活が豊かかどうか?
充実しているかどうかで判断するのです。
もちろん、目先の辛さを避けたいだけなら別ですが、
今日の充実、毎日の生活の豊かさの積み重ねが人生をつくります。
どういう生活が一番快適か?
それは何かを増やせば、何かを減らす必要があります。
減らすは、智慧です。
積極的な行為なのです。
何を減らすか?
何をやめるか?
そして、一気にやめるというより、3日ぐらいテストしてみる。
その生活習慣が快適なら、どんどん変更していきましょう。
その見極めが難しいという場合もあるでしょう。
でも大丈夫。
減らすという行為は、かなり決断しないとできないはずなので、
その決断を下した時点で正しい確率が高い。