習慣化コンサルタントの古川です。
「損得より善悪」
これは日立製作所の創業者、小平波平氏が
掲げていた理念。
私は、元製作所員(社内では社員ではなく、所員という)。
この理念は貫かれています。
派手なパフォーマンスが好きではない小平氏は、
政界とは距離を置いて、35年間社長を努め、息子には
継がせず退任したとのこと。
日立は派手な会社ではありません。
ソニーや松下のように創業社長が有名ではなく、
事実、小平氏のことは一般的に知らない人が多いでしょう。
これと似た言葉で所員がよく話す言葉に
「基本と正道」
があります。
まさに、事業の姿勢もそうですが、生きる姿勢も
「損得より善悪」
「基本と正道」
で生きたいところです。
このように地味な社風ですが、日立らしさをつくっています。