習慣化コンサルタントの古川です。
トヨタのカイゼンはどこまで終わりがない。
私たちの時間の使い方の有効活用にも終わりがない。
私も日々小さな高密度化をし続けていますが、
時間に対する「もったいない」意識を高めれば高めるほど
無駄な作業や時間が目につくようになる。
たとえば、企業研修の講師をやっているとき。
今までは終わってアンケートを回収、後片付けをして帰っていたのが、
終わる前から徐々に片づけ始め、終わった時には出発できるようにしている。
これだけで20分は違うのです。
飲み物の空を捨てておいたり、配布物を回収して少しずつ郵送物に入れておいたり
するだけで、一気に片づけるのとは前年比べ物にならないほど効率化する。
これは一事が万事。
以前はこの小さなカイゼンには目が向かなかった。
高密度化をし、
もっとやることが、やりたいこが溢れていて時間が圧倒的に足りないという
状態になってこそ、鋭敏になっていく。
時間に対する意識が高まることで、工夫の余地が見つかるのです。
ちょうど、今の山を8合目まで昇れば次の山が見えるように、
時間の高密度化もどんどん、次なるカイゼンや工夫の余地が見えてくる。
制限を設けて、効率・効果の側面からカイゼンし続ける。
まさにこの習慣こそ、人生の時間を高密度化するのに書かせないことだと日々思います。