ある新入社員の悩み「失敗が怖くて動けない」へのアドバイス | 人生を変える「習慣化」ブログ

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習慣化コンサルタントの古川です。



「失敗が怖くて動けないんです。。。」


という悩みを新入社員の方から相談されました。




あの主任や部長をみていると、私が本当についていけるのか。
毎日怒られてばっかりだし。


というのです。



これを社会人の先輩の観点から「失敗を恐れるな!失敗は成功の元だ」
とアドバイスするのは簡単です。


でももう少し、科学的、心理学的にアプローチしてみましょう。



この考え方で何が行き詰まりを生んでいるのか?




まず、失敗か成功か、うまくできたが、できなかったか。

この考え方には経験を静止画で捉えているという問題があります。

ある経験を成功、失敗と言っている時点で過去と未来の経験の連続が思考にない
ことになります。



もう少し分かりやすくいうと、

・凄いと思っている主任や部長もあなたと同じ新入社員の時があった。
・生まれてきた時から主任や部長になっている人はいない(当然ですが!でもそう思えていない)
・ということは、経験を積んで徐々にできるようになってきたプロセスがあるだけ。
・あなたの前にあるのはただ、経験があるだけで、そこから学び・反省をすることだけ。
・それを真摯に繰り返すことが成長し、成果をあげる唯一の道。


こんな話もしました。

・赤ちゃんが立てるまで、いきなり歩けるようにはならない。
・何度も転けて、泣いて、またチャレンジして、ようやく生後1年ぐらいで歩けるようになる。
・それでもよく転ける。
・ここで転けて痛いからもうやめたー!という赤ちゃんがいたらみんな歩けていない。
・最初から歩ける赤ちゃんはいないし、転けるプロセスに歩けるという結果が詰まっている。
・あとはその経験をどれだけ多くやるかで結果の出方が違う。


フォーカスすべきは、経験を増やすこと、その中から学び・改善すること。
成長さえすれば結果は出る。


怒られるかどうか、失敗するかどうかは、最善を尽くしたらあとはただのフィードバック。
コントロール不能なことです。


だから自分ができることに焦点を当てて、あとはフィードバックなんだと切り分けること。



こうやって考えを整理することができれば、少し緩和するのではないかと
アドバイスをしました。


すっきりした顔をして帰ってくれたので、良かったです。

・全てを連続で捉える習慣


私たちはすぐに静止画で捉えがちなので、経験を連続で捉える必要があります!