習慣化コンサルタントの古川です。
私たちは行動力がない、怠け者だ、続かない
と嘆きがちですが、それは脳への行動指令が
うまく発信できていないケースが結構多いのです。
たとえば、「ゆっくり食べる!」を習慣の目標にしたとしましょう。
しかし、多くの場合これでは行動はできません。
なぜなら、食べるスピードは無意識レベルなので、いざ食べ始めると
いつも通りのスピードが維持されます。
本当に行動修正をしたければ、もっと行動発火ポイントまで
具体化する必要があります。
行動発火ポイントとは何でしょうか?
具体化ですが、よくない例は次の通り。
×20分かけて食べる
少し具体化しましたが、何をどうするのかが
明確ではありません。
これでは行動が修正されないままなのです。
そこで大切なことは、
○「口に食べ物を入れたら29回噛んでから飲み込む」
ここまで聞くと行動発火ポイントまでやってきます。
中途半端な29回というのもいいでしょう。
いずれにしても、何を、どうするのか?
これを落とし込むと人は、よしやろう!と脳が反応します。
あなたの行動や習慣は「行動発火ポイント」まで落とし込めていますか?