今、企業では長時間残業を強いると、政府から警告が出来ます。
最近も大手靴の販売チェーンが新聞で長時間残業をさせていたことで問題になりました。
その影響から、時短勤務といって、20時までには退社しようと電気が消えたり、
エアコンがOFFになったりします。
このような強制力で、残業時間の削減はある程度可能です。
終える時間を決めることはタイムリミット効果になり、仕事の効率を高めます。
しかし、それでは限定的な対策になります。
本日の朝刊でも、結局自宅に持って帰る、近くのカフェで仕事をしている、
朝型勤務になって長時間労働になっただけ。
果ては、心理的な負荷が高まり、メンタルになったりする人も増えて
訴訟の問題になっているケースもあります。
そう考えると、今の会社は本当に大変ですね。
長時間残業をさせるとブラック企業と言われ、時短のために早く帰らせる施策を
打って問題が起きると会社が追い込んだとブラック企業になる。
最大の問題は会社が、「早く帰れ」と強制するだけで、
「どうすれば早く帰れるようになるのか」の方法を伝えないことにあると考えています。
私は、朝型生活習慣と高密度化仕事習慣を企業に浸透することで、
会社も社員も成果を高めながら残業を減らせるようになることを目指しています。
そのためにも「早起きの技術」を出版して多くの方に
知って頂きたいという情熱を持って、来週出版します。