子どもに授けたい2つの能力 | 人生を変える「習慣化」ブログ

人生を変える「習慣化」ブログ

習慣化コンサルタント古川が綴る「人生を変える習慣」
人生が変わった!という深い感動を共に味わう
を使命に、日々の気づきを発信しています。



習慣化コンサルタントの古川です。


昨日、本田健さんのセミナーに参加してきました。

彼の言葉から多くのインスピレーションが湧いてくるので、
セミナーそのものの内容より得るものがあるので年に1回ぐらい参加しています。



いくつか、シェアしたいことがあるのですが、
強く彼の言葉で共感したのがこの言葉。



「子育ては究極2つのことを実現すればいい。
 自信をつけること、好きなことをやること」

この2つができれば、その子は大人になっても自分の道を見つけ
そこで成果を出せるということでしょう。



自信をつけるとは、自己評価を高めることです。
自己評価は高すぎても、低すぎてもダメ。


もっというと、等身大の自分を認めてもらえるという
安心感が自分らしさと素のまま自分を愛せることになります。

素のままの自分を愛せることが自己評価の高い人です。



他人の長所と自分の欠点を比較して「あー、自分はダメだな」と
思う人は、思考習慣なのですが、自己評価が「自分はダメだ」にセットされている
以上、比べ方をただ変えましょうといっても、簡単に変わりません。


自分と向き合い、全ての性質を受け入れ、全てを自分だと融合すること。
これが本当の自己評価を高める方法です。

高めるというより、安定させると言った方が適切かもしれません。



逆に自信満々で常に目標達成を追い求めている人も自己評価が高いとは
言えません。


なぜなら、上記と逆で他人の欠点と自分の長所を比べて「自分は優れている」
と確認したいから。そして、目標達成、中毒になるのは低い自己評価から逃れて
目標に到達した高い自己評価イメージに融合したいからなのです。


多くの成功しているベンチャー企業の社長の本を作ってきた人に聞いたのですが、
彼ら・彼女らは、子供の頃に親から認められなかったり
極貧生活をしていたケースが多いそうです。

ゆえに、その過去からの脱出から
あれだけの莫大な上昇エネルギーが生まれるのです。


それは自己評価が安定していないから、目標達成で何とかバランスを取ろうと
するのです。何かをしていない自分のままでいることが心地悪いのです。


さて話がどんどんそれてきましたが、自己評価についてはかなり深いテーマであり、
時間のかかるものなので、これぐらいにしましょう。

ただ、子どもの頃に、親がどのような言葉・思い込みをつくるかで
その後の人生に影響を与えます。

この辺は、NLP3日間コースで詳しくやります。



さて、次にやりたいことをやること!

これは子育て時に賛否両論があるでしょう。
好きなことばかりやっていると、忍耐強さがなくなると。
わがままになって、協調性がなくなると。


でも、実は自分の好きなことが何かを感じること、
そしてその好きなことを選びやり続ける責任を持たせることで
このジレンマはなくなると思います。


一番やってはいけないのは、親のエゴでやらせたいことを
無理矢理やって評価をされて、自分のやりたいことを主張すると
嫌われるという思い込みを持つことで、好きなことが分からない子どもを
生み出すことになります。



「好きなことがわからない」というのは現代病。

私は多くの方のケースに携わりましたが、ほとんどは感性を取り戻すことから
始めることが多いのです。

ただ、好きなこと、楽しいこと、嬉しいこと優先してやる。


ほとんどは、すべきこと、やらなければならないこと、相手の機嫌を損ねないようにすること
空気を読むことで「好きなことはどんどん制限がかかります。」


では、子育てにおいてどうすればいいか?



これはハウツーではどうしようもない世界です。
大切なことは、親が自己評価が高くて、好きなことを優先して人生を楽しんでいること。


その背中を見て子どもは育ちますし、交わす会話や人生に対する姿勢も
自然と子どもに受け継がれます。



だから一番早いのは親が変わること。



私も子どものために日々意識し続けるようにしています。