【おすすめ本】思わず読みたくなる文章を書く6つのコツ | 人生を変える「習慣化」ブログ

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習慣化コンサルタント古川が綴る「人生を変える習慣」
人生が変わった!という深い感動を共に味わう
を使命に、日々の気づきを発信しています。

習慣化コンサルタントの古川です。

久しぶりにおすすめ本です。


ライフハッカーという人気サイト
http://www.lifehacker.jp
で年間250本以上書評を書いている、印南敦史さんの本です。

毎回そのアクセス数は圧倒的に高く、
yahooニュースなどでも多く取り上げられます。

私の書籍も印南さんに取り上げていただくと
アマゾンで驚異的にランキングが上がります。

これは印南さんが本の一番魅力的な部分を上手に
紹介されているから。


・ブログを定期的に発信している人、
・本をたくさん読みたいけどスピードが遅く、積ん読が溜まっている人
・読みたくなる文章の書き方を知りたい人

におすすめです。

読書術から文章の書き方まで参考になります。


プロ書評家が教える
伝わる文章を書く技術 印南敦史
http://www.amazon.co.jp/dp/4046009497



今日は、本書の中から6つのエッセンスをご紹介します。


1.読み込む本と流し読む本を明確に区別する

p34 読み込むべき本 
・きちんと読み込まないと、内容が把握できないもの
・引用できる(仕事で使える)部分が随所にちりばめられたもの
・単純に「おもしろい」「読みたい」と感じたもの

p38 流し読みでいい本 
・要点がまとまっているもの
・無駄な部分が多いもの
・利用価値がないもの


よく、精読派か速読派かと聞かれますが、これはナンセンス。
上記のように明確に読み込むか、流し読みするかを判断して
読書するのがポイントです。


私は、流し読みの本は、マインドマップ読書術でキーワードを拾いながら
40分ぐらいで一冊読んでいます。


読む前にあなたの目的、目次、前書きから
読み方のモードをどうするかを考えて
読むといいでしょう。



2.魅力的な文章を書くキホン

p52 まず「誰が読むのか」「誰に読んで欲しいのか」をはっきりと意識すること。
つまりは、ターゲットを見極めることです。
書籍であろうが、企画書であろうが、社内的なメッセージやメールであろうが、
読み手がいる以上はすべて同じことがいえます。


私も著者として明確にターゲットを決めて明文化しますが、
その理由は、そうしないと独りよがりになるからです。


人は思うがままに書くと、独りよがりの文章になる。
だからターゲットを設定することが大切。

プレゼンテーションの研修で、ビジネスマンのプレゼン資料を見ても
ほとんどは、誰が読むのか、読み手がどうなって欲しいのか?が不明確で
ピントがズレていることがほとんどです。


読み手を意識するために次の3点が重要だと印南さんは言います。

・性別 ・年齢 ・立場


3.読んでもらえるための”刺さり”を考える


p62 「フック」を用意することです。そこでまず考えられるのは、「タイトル」です。
中略 ポイントはいうまでもなく「読んでみたい」と思わせること。


本もタイトルと装丁でかなりの部分、売れ行きが決まります。
もちろん、タイトルだけで釣って内容が全く違う場合は信頼をなくします。
ただ、網羅的なタイトルをつけるより、象徴的な魅力が伝わるタイトルを
どのように付けるかで読まれる率が変わります。


印南さんの記事が、多くのメディアで取り上げられるのは、
タイトルが「思わずおっ!」と読みたくなるからです。

ちなみに私の本の記事を取り上げて頂いたものがこちら↓

先延ばしグセを解消するために大切な2つのポイント
http://www.lifehacker.jp/2014/01/140106book_to_read.html

特に2つ目の「やめる習慣」に関してはその中で1部語った、先延ばしを
無くす方法がピックアップされています。
網羅的なタイトルではなく、最も読み手が「おっ」と思うタイトルにされているのです。


4.読ませる文章を書くために

センスを磨く方法を3つ語られています。

①読む習慣を身につける
②他人の視点に立つ
③好きな書き手の真似をする



5.早く書くために
p 107 まずは、余計なことを考えず、勢いで全部書いてしまう


これは凄く大切なポイントです。

作家の木暮太一さんは、二週間ぐらいで本を書き上げるそうです。(推敲などは別)
書くのが遅い著者なら、1年経っても書き上がらないという人もいるぐらい。
驚異的な速さです。

木暮さんにそのコツを聞いた時にも、全く同じことを語っていました。

とにかく、整合性を考えながら書くと遅くなるから、好きな項目からどんどん書いていく。
見直しは後でやること。


書き手としては、内容を考えて、文章を書きながら、文法や誤字脱字が気になるので
一文書くごとに修正しがちです。


しかし、それをやると、思考のギアチェンジが大量に発生して非効率です。

だから、まずは、勢いで一気に書き上げる。

推敲は後でその思考モードで行うことが重要です。



6.読ませる文章に必要な2つのポイント

ポイント1.簡潔さ

NGは、
センテンスが長い、テンが極端に少ない、難しい漢字が多い、無駄な説明が多い

追求することは、
「平易な表現」と「わかりやすさ」

本書には、悪い例と良い例が一目瞭然で示されているので
ポイントが分かります。


ちなみに古川が工夫しているコツは、
・一文を短くする。
・丁寧語を少なくする
・結論から書く
・箇条書きで示す


ポイント2.削ぐ力

p131 コテコテに盛り込むのはいちばん簡単。しかし、盛り込めば盛り込むほど焦点が
ぼやけて品もなくなり、魅力は失われていくものです。
(中略)
また、贅肉を削ぎ落とした肉体は、誰の目にも美しさを訴えかけます。同じように文章表現
においても、まったく同じことがいえるわけです。


これも凄く納得です。
本を書いても3分の1以上の文章は捨てます。
最後、文章を削っていくと、内容の密度が高くなります。

だからこそ、はじめは文章を多めに書いてどんどん捨てることをお勧めします。


この本には、プロの書評家の読む技術、書く技術が惜しげもなくたくさん盛り込まれています。
是非、年末年始チェックしてみてください。

プロ書評家が教える
伝わる文章を書く技術 印南敦史
http://www.amazon.co.jp/dp/4046009497

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