完璧主義から抜け出す3つの習慣 | 人生を変える「習慣化」ブログ

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習慣化コンサルタントの古川です。



拙著「マイナス思考から抜け出す9つの思考習慣」の中で、
最も日本人に多いのが、「第7の習慣 完璧主義をやめる」でしょう。


完璧主義の人は「こうあらねばならぬ」「~しなければならない」と
ルールをたくさん自分に持ち、相手の期待値に自分のこだわりを加え、
完璧を目指そうとします。

私は、完璧主義が100%悪いというつもりはありません。
その人を支えている結果や信用は、その思考からもたらされてきた部分が
大いにあるからです。

しかし、一方で「いつも抱え込み過ぎて仕事が終わらない」
「自分の完璧にこわだりがあり、いつも妥協している気がする」とストレスも抱えがちです。

完璧主義をやめるとは、いいかげんになるということではありません。
最善主義になるということです。。

最善主義とは、限られた時間や資源の中で最高の結果を追及する姿勢です。
そのためには、3つの工夫が重要です。

1.結果の緻密な設定
とくに最低限のレベル、最高のレベル、これをMUST、WANTと呼んでいますが、
2つの基準で相手が求めるレベルを区別しておくことが重要です。
そうしなければ、時間が足りない時に相手が本当に必須で求めていることに
着手できないという事態が発生するからです。

次のような質問を投げかけて頂くといいと思います。

質問
・相手が求める必要最低限の要件は何ですか?
・どんな要件は満たさないと相手は不満を持ちますか?
・相手の期待を越えるレベルに達する要件は何ですか?
・どんな要件を満たすと相手は感動しますか?



2.プロセスの最適化
完璧主義の人の特長は、プロセスへのこだわりが強く、
手を抜くことができない傾向があります。
手を抜かない=信頼できるとも言えますが、柔軟性がないとも言えます。
無限に時間があればいいのですが、限られた時間で最大限の結果を出そうと
したときにはプロセスを柔軟に変更して最適化する必要があります。

プロセスの最適化は、次のような質問を投げかけて重要ポイントを見抜き、
優先順位をつけることができるといいでしょう。


質問
・半分の時間で同じ成果を出さなければいけないとしたら何に集中しますか?
・同じ時間で倍の成果を出さなければならないとしたら何に集中しますか?


3.効果的な妥協の余地をつくる
完璧主義は結果にもプロセスにも完璧を求めますが、
うまくいかなくなると総崩れする可能性があります。

「この納期や環境ならこれは目をつぶるべきミスだ」
「まあ、今回は仕方がない」と許せる余地がなければ、
最善主義は成立しません。

これを効果的な妥協と呼びたいと思います。

質問
・敢えて目をつぶるべきミスや問題はどんなことですか?

このように3つの観点を踏まえて、
1つ1つの仕事ややることに最善主義を適用してみてください。

一番リスクの低いものから手をつけることをお勧めします。


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