佐藤可士和の本質を見抜く習慣 | 人生を変える「習慣化」ブログ

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習慣化コンサルタント古川が綴る「人生を変える習慣」
人生が変わった!という深い感動を共に味わう
を使命に、日々の気づきを発信しています。


習慣化コンサルタントの古川です。



佐藤可士和さんの「超整理術」

すごくいいです。



彼が手がけてきたプロジェクトは
奇跡のような成果を挙げています。


ホンダのNBOXは、軽自動車で後塵を拝していた

ホンダを一躍販売台数NO1車種にしました。


実績は数限りなくありますが、その仕事のディテール、

佐藤可士和の仕事の思考プロセスに迫れる一冊。



彼はアートディレクターという仕事ですが、

今では会社や商品のコミュニケーション戦略を総合的に立案し、

デザインのチカラで目に見える形にすること。



その仕事のプロセスは、ドクターのようだといいます。



通常仕事の依頼が来るとき、クライアントは漠然とした症状を訴えています。


発泡酒が売れない、ライバルに何とか勝ちたい。



コンサルタント的な分析というより、佐藤可士和の分析は、

想像的洞察力を発揮しながら、情報を分析していくことだと思います。



たとえば、2002年に発売されたキリンの「極生」


これのプロヂュースをお願いされたのが可士和さんです。



結構な難題です。

発泡酒はこのころ既に飽和状態で、且つ、ビールの廉価版というイメージしかない。

価格競争から抜け出したいが、どうすればいいか、途方にくれたそうです。



クライアントと話をしている中で、発泡酒は本当にビールの廉価版なんだろうか?

発泡酒単体に魅力はないのか?


という疑問が湧いてきたそうです。



そして、導き出した特長は、


コクが足りないのは、ライトで爽やかな飲み口

カジュアルに飲める現代的な飲み物


というようにプラスの見方でコンセプトを探っていったのです。


そこで、提案したのが、「とことんシンプルでクールなイメージ」


パッケージはアルミ缶そのもの地に青の一色印刷で、キリンのシンボルマークである聖獣

と「極生」だけを強調したデザインにしました。




TVCMも一切撃たず、パッケージデザインを見せたグラフィック媒体だけの宣伝です。


結果ダイナミックで大胆な戦略だと評価を得たそうです。




その他にもさまざまなプロジェクトでどのように仕事をしてきたか、

問診と提案の内容が示されています。



最も感銘を受けた言葉は、


整理することで一番大切なものを見つけて、磨き上げてデザインする。

それがうまくいけば、見る人にメッセージを限りなく完璧に伝えることができる。

つまり、僕のやっていることは、ブランドや商品と世の中とを結びつける、コミュニケーションデザイン

の仕事なのです。


答えは相手の情報の中にある。

1つ1つを丁寧に吟味して、咀嚼し、本質的なエッセンスは何かを見つけ、

それらを凝縮したコンセプトにしてデザインで表現する。


これは洞察力×集約デザインする力の両方が元になります。



本のタイトル付も同じです。



早速、次回作に応用してみようと思います!!


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