習慣化コンサルタントの古川です。
できる人、TOP5%の人の習慣と題していくつか
書いてきました。
100個ぐらいシリーズで書いていきたいと思っています。
さて、今回はできる人はプロセスの小さなミスに厳しいということ。
プロセスを徹底重視する習慣があるのです。
2人の分かりやすい例を出します。
史上初の三冠王を3回取り、監督としても中日を日本一に導いた落合博光さんは
自著「采配」の中で次のように語っています。
「ミスは叱らない、でも手抜きは叱る。」
これこそ、プロセス主義の徹底です。
ミスは結果です。結果というのは不運もあります。
むしろ、それを生み出したプロセスに焦点を当てるということ。
手抜きがなく、実力不足でミスが起きたならそれは、監督の采配の問題か想定内のミスだから
いいのだというのです。
むしろ、結果が良くても手抜きをしたら徹底的にしかる。
怪我を恐れて、ダイビングキャッチをしないなら、すぐにファームに落とすと明言しています。
こういう部分は一流の人に共通するのでしょう。
イチローも弟分のように可愛がっている、川崎宗則が一塁まで全力疾走しなかった試合を見て
激怒したそうです。
「あんなプレーをするなら、俺は縁を切る」と。
完全にアウトになるとわかっている走塁。それぐらいと思ったのでしょう。
しかし、一事が万事、超一流がこだわるポイントは似ています。
ビジネスの例でいうと、マクドナルドの藤田さんの話が興味深かったです。
ある社員がハンバーグの材料費を1個あたり20円間違って発注したそうです。
しかし母数がとんでもない数なので、数億円の損害になったとのこと。
その社員が藤田さんの部屋に呼ばれました。
もちろん、こっぴどく怒られたそうです。
しかし、それは数億円の損害を起こしたことではなく、
20円を甘く見ているということ、その意識を徹底的に叱ったのです。
つまり、20円のミスが1000円でも数億円でも関係ないのです。
その意識を改善しなければ、同じようなミスが起きるからです。
ちなみにこのエピソードで藤田さんの偉大さを感じたのは
数億円の損害の話や責任は一切出さなかったそうです。
20円への意識を徹底的に叱って、分かったら次から気をつけろといって職場に戻したのです。
結果起きたミスを叱っても、次に改善にはなりません。
大切なのは原因、つまり小さなプロセスに意識を向けることです。
大きな結果を継続的に出す人は、このプロセスへのこだわり、徹底ぶりが凄いと
改めて感服しました。
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