習慣化コンサルタントの古川です。
仕事ができる人のコミュニケーションの習慣を観察していると
実に面白い特長があります。
それは会話のキャッチボールをYES ANDでつなぐということ。
少し抽象的なので、具体的に説明します。
YES ANDとは、相手の話にYESと言ってそしてと話をつなげることです。
たとえば、
Aさん:「Bさんの言いたいことはつまり、部署の作業効率化が必須ということですね!」
と言われた時に、作業の効率化というより、社員のモチベーションを高めるということが
本当の意見だとしましょう。
ここで、
「いえ、作業の効率化ではなく、社員のモチベーションを高めることが必須だと考えています」
こう答えれば確かに分かりやすいです。
また、ビジネスにおいて違うものは違うといった方がいいのですが、
これがお客様だったり、上層部だったりすると相手の話を否定しない方が空気が良い場合が
多々あります。
そんな時、上手な人は、うまく話をつなぎながら、自分の伝えたいことを言えます。
それがYES ANDの会話術です。
たとえば、
Bさん:「はい、そうですね、作業の効率化も重要な要素だと考えていますし、さらに優先順位が高いのは
働くメンバーのモチベーションを高めることだと思っています。結果、作業の効率化にもつながります」
こう、話をつなげば、論理的でかつ相手のメンツを大切にして話を続けることができます。
最初のはい、そうですねは、嘘なのかというとそうではありません。
そのあとの文脈からすれば、それも重要ですよね。と肯定しながら、必須はそれより先にありますよと
やんわり伝えています。さらに締めくくりとしては、原因と結果という繋がりがあるというまとめ方を
しているので、論理的な説明にもなっています。
一方、話が弾まない人は、
「いえ、しかし、でも、ただ、逆に」という接続しを使って会話をします。
何か言うと、
「でも、そういう見方以外にも〇〇という見方もありますよね」
「しかし、そこは〇〇というデメリットがあります」
「いえ、ちょっと違います」
「ただ、少し懸念しているのが、」
もちろん、NOはNOです。
但し、コミュニケーションのつなぎが、YES ANDか、NO BUTかは習慣です。
みなさんの周りにも、なんでも否定してくる人、反対を言ってくる人はいませんか?
これでは会話は弾みません。
人は深層で承認されたいと思っていて、否定されたくないのです。
自分の話のつなぎ方が「でも、ただ、逆に」になっていないかチェックしてください。
無意識の習慣な分だけ、自分で観察しないと分からないものです。
まず、ファーストステップとしては、他人の会話を観察することです。
会議などはすごくいい場所です。
YES AND か NO BUTか
観察してみるとよく分かります。
明日の会議が少し楽しくなるかもしれませんね(笑)
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