習慣化コンサルタントの古川です。
上司や先輩、気の強い人になかなか自分の要求を言えないということは
よくあります。
しかし、このコミュニケーションスキルがなければ、
ストレスやマイナスの状況から抜け出すことは困難です。
そこで私の最新刊「マイナス思考からすぐに抜け出す9つの習慣」から
http://www.amazon.co.jp/dp/4799312456
引用してします。
非常識な時間に電話をされる、待ち合わせで待たされる、納期を守ってもらえない、暴
言を吐かれるなどの問題を抱えているとするなら、適切な境界線を保てていない状態です。
その場合は相手にきちんと自己主張して境界線を踏み越えてこないように要求すること
が必要です。
1.境界線を引く
境界線を引くために、今、人間関係で他の人に要求したいことは何かを書き出してください。
たとえば、「もう決して納期遅延を理由なく許したりしない。理由を明確にしない限り、
徹夜してでも完成してもらう」というような、あなたが望む関係を築くための要求です。
2.伝え方を考える
次に境界線を相手に守ってもらうよう要求します。そのためには「自分はこうしてほし
い」と伝えることです。次の5つの内容を整理すると、冷静に伝えることができます。
①感謝(日頃の感謝や今回勉強になったことなどを伝える)
②事実(今回の起きた事実、相手の発言を伝える)
③感情(それによって自分がどんな気持ちになっているかを伝える)
④提案(自分としては次からこうしてほしいという解決策を伝える)
⑤効果(最終的に双方にどのようなメリットがあるかを伝える)
たとえば、自分が会議で発言するといつも内容に反論し、大きな声で叱責する先輩がいたとしましょう。
5つの内容で整理して伝えると次のようになります。
「今日も会議で私の発言の抜け穴や矛盾点をご指摘いただきありがとうございます。
至らない点も多いので今後ともご指導よろしくお願いします(①感謝)。
そこで先輩に1つご相談なのですが、今日も残業対策に対して、原因追及が甘く、
解決策が弱いと具体的にご指摘いただきました(②事実)。
ただ、正直、先輩から会議メンバーの前で大きな声で反論されると気持ちが萎縮して
何も考えられなくなってしまいます(③感情)。
そこで、できれば、会議後に個別にご指摘いただけないでしょうか?(④提案)
そうすれば、私もご指摘の改善に集中できますし、
先輩にも毎度同じご指摘をいただくこともなくなります(⑤効果)。」
この内容はあくまでも原型なので、言い回しなどは微調整が必要です。しかし、5つの
要素を上手に盛り込むと主張は納得されやすいものになります。
3.伝える練習をする
最初は絶対に言えないと言っていた人が、何度も練習を重ねると最終的に上司や先輩に
境界線を守ってもらうべく自己主張できるようになります。実際相手に上手に伝えること
ができれば7~8割は状況が改善されます。まずは試しにICレコーダーに吹き込んだり
して何度か練習してみましょう。
いかがでしょうか?
是非、練習してみてください。
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