習慣化コンサルタントの古川です。
将棋の羽生善治さんは21年間もタイトルを保持し続ける
生きる伝説のような棋士です。
そんな羽生さんのメンタルマネジメントをご紹介しましょう。
そんなとき、羽生さんはこのように自分に語りかけるようです。
「勝っても負けても、結局落ち着くべきところへ落ち着く」
「抜けさせないスランプなんかない」
「目の前に一喜一憂しない」と。
羽生さんが常に冷静沈着を保てるのもこういった考え方の習慣があるからです。
人は不安なときは、視野が狭くなり、失敗は私たちを飲み込みます。
その一瞬の出来事にとらわれすぎると、人生という長い時間の中にある
無数の点を、客観的に見ることができなくなります。
羽生さんは、勝つこともあれば負けることもある、落ち着くところに
落ち着くという言葉を使って、長い将棋人生という観点から自分を見ている
のでしょう。
「道は開ける」の著者デールカーネギーは、「心のカメラのレンズ」
と呼んでいますが、焦点距離を今この瞬間から1年、3年、10年、30年
と広角で眺めることができれば羽生さんのような思考が持てるのです。
ちなみに日本一の納税者斉藤一人さんは講演で「一年前の悩みを今思い出せる人
手を挙げてください」と問いかけるそうです。すると手が上がるのはほんの僅か。
そう、今この瞬間は大変でも、1年後に振り返ってみると大抵のことは一瞬の出来事に過ぎない、
たいしたことが多いのです。
このように客観的になり、冷静さを保てるとその状況で何をすればいいのか、
冷静な判断ができるようにもなります。
長期的な時間軸で考えるためには、
「10‐10‐10(テン・テン・テン)」をお勧めします。
この考え方は、GEのジャックウェルチの妻スージーウェルチが提唱している考え方です。
内容は「10分後、10か月後、10年後の視点で考えよう」ということです。
たとえば、彼氏に別れ話を切り出され振られたとしましょう。
①「10分後」はどうでしょうか?
間違いなく、絶望のどん底に入っているでしょう。
泣き叫びお先真っ暗の気持ちです。
②「10か月後」はどうでしょうか?
少なくとも冷静さを取り戻し、新しい人とデートを重ねている。
③「10年後」はどうでしょうか?
もう結婚をして子供がいる状況の中で、若いころの失恋体験も刺激的だったなーと
懐かしんで思い出を残してくれた彼に感謝をしているだろう。
と考えたとします。
これで失恋に傷がいえるほど甘くはありませんが、辛さは永遠に続かないということ、
また誰かと出会う、別れは次の恋のスタートなのだと思えれば、どん底の気持ちに光を
見出すことができるのではないでしょうか?
このように「心のカメラのレンズ」を3段階で広げてみることを試してみてください。
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