習慣化コンサルタントの古川です。
ポジティブ心理学と呼ばれる分野があります。
心理学は元々、精神病を治療するところからスタート
しているので、精神的健常者を対象にした分野がなかったのですが、
マーティンセリグマンという心理学者が「ポジティブ心理学」という分野を
立ち上げました。
ポジティブでいた方が幸せだし、ストレスも軽減できるわけですが
どうすればいいか、これを心理学化したものです。
「ポジティブな人だけがうまくいく3:1の法則」で
バーバラ・フレドリクソン氏は、
ポジティブな感情は代表的に10個あると言っています。
1.喜び
2.感謝
3.安らぎ
4.興味
5.希望
6.誇り
7.愉快
8.刺激
9.敬意
10.愛
これらの感情を生活や人生で感じる時間が多いと幸せになるということです。
一方、心配や恐れ、不安、嫉妬などのネガティブな感情も生活にはあるでしょう。
では、人生や生活においてポジティブ100%がいいのかというとそうではありません。
本書の中では次のように書かれています。
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私がおススメする処方はポジティビティとネガティビティの割合を少なくとも
3:1にすることです。つまり、何かつらいネガティブな感情を経験した時には、
そこから自分を引きあげるために、心から感じるポジティブな感情を少なくとも
3回経験する必要があります。
この「3:1」という比率がティッピングポイント(転換点)であることが
研究の結果わかっています。
ここが下降と上昇の分かれ目だということです。
ここで注意していただきたいのが、比が「3:0」ではないところです。
ネティビティもまた大事だからです。
ネガティビティなしの「繁栄」などありません。
どれほどポジティブな人でも、大切な人や物を喪失すれば、涙を流すのは当然です。
不当な行為に対しては怒り、危険を恐れるのも自然なことです。
吐しゃ物や残虐行為を目にすれば、不快になります。
3:1という比のよいところはさまざまな人間関係を包括する幅を持っていることです。
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確かにその通りですね。
怒りや恐怖、心配は何かリスクから身を守ったり、備えさせる信号のようなもので
生命を維持するのに絶対に必要なものです。
もしもこれらの感情を全く感じない人がいたら大変ですね。
この3:1の法則が非常に分かりやすいのは数値的基準があることです。
嫌なことが1つあったら、楽しいことを3つやろう!!
それだけで、1日は辛いものから楽しいものに変わると言っているのです。
たとえば、上司に怒られた。
では、帰りに大好きなアイスを買って、好きなお笑い番組を見て、彼女と1時間話す。
というようなことです。
放っておくとネガティビティに汚染されていくので、意識的にポジティビティを増やしましょう。
そのためにはやはり、「やりたいこと」を明確にしておくことです。
拙著「やりたいことが見つかる習慣」の日常レベル、生活レベルのリストを
たくさん作っておけばさほど困らないと思います。
是非、生活にポジティビティを増やしてください!!
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