開き直る技術 | 人生を変える「習慣化」ブログ

人生を変える「習慣化」ブログ

習慣化コンサルタント古川が綴る「人生を変える習慣」
人生が変わった!という深い感動を共に味わう
を使命に、日々の気づきを発信しています。


習慣化コンサルタントの古川です。



サッカーの元代表監督、岡田武史さんの

エピソードが面白かったので、ご紹介します。



これも昨日ご紹介した

「勝負哲学」(岡田武史、羽生善治)に載っていた内容です。

http://www.amazon.co.jp/dp/4763131680



岡田さんが最初に日本代表監督に選ばれたのが

1998年フランスW杯の予選のとき。


前監督は加茂さんで成績不振を理由に解任されて、

突然コーチをしていた岡田さんが監督に昇格したのです。


しかし、交代直後の最初の試合が敵地で引き分けになり、

日本に帰ってきてのホームゲームもまた引き分け。


この時点で自力の予選通過は消滅して、

いきなり崖プチに立たされたのです。



試合後、サポーターが暴動を起こして、マスコミもボロクソに書き、

サポーターから脅迫電話や毒入りと書かれたサツマイモが送られたりと

パトカーが24時間パトロールしていないと危ない状況だったそうです。



子供をはじめ、家族に危害が及ぶかもしれないと思うと本当に怖く、

毎日、頭がおかしくなりそうな思いを抱えてのたうちまわっていたそうです。



そこで、どのように立ち直ったのか?


最後は開き直り。



書籍の岡田さんの言葉をそのまま引用します。



「一国のサッカーの運命がおれの肩にかかっている?何を言っているんだ、

そんなもの個人で背負えるわけがない。

俺は勝つために命をかけるつもりで自分の持っているものは全部出す。

全力を尽くす。それで勝てなかったら、おれの力が足りないということだ。


それは認めるが、しかし、責任は力の足りない俺を選んだ人間にもある。

敗戦の責任は俺に帰するが、その敗将を選んだ責任は俺にはない」


これで心理的に整理がついて完全に吹っ切れた。

恐怖心もきれいに消えたと語っています。



引き受けた運命のプレッシャーに押しつぶされそうになったとき、

やれることしかできないから、それだけに集中する。



全てを自分の責任に考えるのは美しいようですが、

前に進めない、自分がつぶれてしまう自責は、ただの考えの歪み。



メジャーリーグで中継ぎで活躍した岡島投手は決まってピンチの状況で

登板しては見事に抑えることで高い評価を得ていました。



ある番組でインタビューアーに


「他の投手がピンチに陥った状況で交代して出ていくのは大変でしょう。

打たれたらと思うとすごいプレッシャーですよね?」


と聞かれると、彼は半分冗談、半分真顔で


「私がためたランナーじゃないから、一本ヒットうたれて点数が入るのは私の責任じゃない」

と語っていました。



こういう思考の仕分け、開き直りができるからプレッシャーに強いんですね。



全て自分の責任にして、悪循環に陥り勝ちは人には

すごく参考になる話ではないでしょうか?


【information】

★成長への名言365日メルマガ【登録無料】
~毎日1つを1年続ける名言習慣~
https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=167586

★目から鱗の習慣化メルマガ【登録無料】
~最新の習慣化ツールやお役立ち情報を発信~
https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=194118

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
習慣化コンサルティング公式HP
http://www.syuukanka.com/
★オーディオ対談
★3ヶ月習慣化講座(通信)
★個人コンサルティング
★習慣化公開セミナー
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~