習慣化コンサルタントの古川です。
今日は、コーチングのスキルである
フィードバックスキルをご紹介します。
フィードバックスキルがあると、
・部下が自分で問題や改善策を考えられる。
・言いにくいことを伝えられるようになる。
といったメリットがあります。
フィードバックとは、
私の定義では
次回以降、前回より良い結果を出せるように
相手が自ら考えられるよう情報提供することです。
ここで大切なのは
指示命令やアドバイスとは違うということです。
例えば、大砲の射撃手がいたとします。
的にめがけて球を打った時に標的より前に落ちたとします。
その時、射撃手に対して何か言うとすると次のようなパターンがあります。
・もっと火薬を入れて打て(指示命令)
・もっと射撃角度を上げたらどう?(アドバイス)
このように言われて、射撃手は言われた通りやり
今度は的から5mもオーバーして落ちたとします。
すると、きっと「あの人の言うとおりにしてうまくいかなかった」
となるのではないでしょうか?
指示命令・アドバイスが悪いわけではありません。
むしろ必要なのですが、自分で考えさせるならば、
フィードバック情報も有効だということです。
例えばフィードバック情報とは
・的より3m手前に落ちたよ。
・射撃角度が45度になっていたよ。
・火薬の量が前回に比べて20%少ないよ
といった情報です。
この情報は、相手が行動修正するために自分で考えるのに役立ちます。
よく、飲食店でお客様アンケートがありますが、あれもフィードバック情報です。
企業での360度評価もフィードバック情報です。
ちなみにプレゼン研修をよく実施しますが、一番効果的なのはプレゼンしている姿を
ビデオに撮影してみてもらうことです。
客観的に見れば自分で答えが見つかることも多いのです。
ちなみにフィードバックスキルには2つあります。
1.客観的事実
見えている客観的情報を与える
例)
⇒お客様の話を聴くときにうなづいていなかった
⇒「すみません」という言葉を15回発言していた
⇒ヒアリングが5分で、その後30分は商品説明をしていた
2.主観的感想
自分が感じた主観的感想を伝える
例)
⇒お客様の表情が暗かった印象を持った
⇒過度な上下関係ができているように思えた
⇒お客様の要望が全て把握されていない印象を持った
このスキルがあるので、年上の異業種の営業マンの育成にも関われます。
部下の育成に携わられる方で、目標設定面談などがある方には是非お勧めします。
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