目的に固執する習慣 | 人生を変える「習慣化」ブログ

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習慣化コンサルタント古川が綴る「人生を変える習慣」
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習慣化コンサルタントの古川です。




4月の新入社員研修のラッシュが終わりました。


新入社員から仕事で成果を挙げるために

最も重要な必要なことは何かと聞かれたらこう答えていました。




「目的にこだわり達成すること」



当たり前ですが、目的が不明確なまま仕事をしているケースは

多くあります。



たとえば、プレゼン研修の例をあげましょう。



ある大企業の課長昇進研修のためのプレゼン研修をしました。


20名の受講生のプレゼン資料を見てみると、次のような目次でバラバラだったのです。
ある人は、自己紹介⇒私の業務紹介⇒今後の課題、

ある人は、現状の課題⇒解決策⇒アクションプラン、

ある人は、部署紹介⇒部署の課題⇒部下育成。。。といった具合です。


これこそ、目的が見失われている例です。

プレゼンは緊張感と納期からパワーポイントを開き、資料作成に取り掛かりますが、

それだと上記のような資料になります。


ここで「目的に固執する習慣」があれば次のような質問が思いつくでしょう。

・聞き手は誰か?

・聞き手が求めてくることは何か?

・このプレゼンが終わった時に聞き手がどういう状態になっていればいいか?




これを明確にするとプレゼンの目次はピントが合ってきます。




今回は聞き手は役員で、課長としての基本業務をこなせるか、

部下のマネジメントができるのか、問題解決能力はあるのか、

部署の目標達成はできるのか、信頼に足る人物かなどでしょう。

話し手の目的は、プレゼンが終わった時には「課長にふさわしい人物だと判断ができている状態」です。



この目的を明確にする質問を10分でいいので自らに投げかけ、

紙に書くといいでしょう。




目的に固執できる人は仕事ができる人です。


そのためには目的を明確して固執することが重要です。

1.終わった状態の理想を描く
終了時点でどうなっていればいいのかを考えることです。

〇資料作成

・この資料を見る人がどんな状態を達成できたらいいのか?

(何かを知ること、判断すること、行動すること)


〇ミーティング

・この会議が終わった時にどういう状態になっていれば成功か?

(何かが共有されている、何かが判断されている、何か役割分担が決まっている)



〇プロジェクト
・このプロジェクト終了時点でどういう状態になっていれば成功か?
(利益、売上、定性的な指標)

〇部下育成
・部下が1年後どういう状態になっていればいいのか?
(マインド、スキル、知識面のレベル)

2.要素を具体化する

上記の状態を満たすために何が必要なのか?



3.行動スケジュールをつくる

納期から逆算して、優先順位を立てて実行計画を立てる。



4.常に目的からズレていないかを問い続ける。

目的が手段になってしまいがちである。


当たり前ですが、上記のステップを小さな仕事で徹底すること、

「目的フェチ」になることを新入社員には自戒の念を込めてアドバイスします。




そして、更に大きな目的(BIG WHY)を探求することも強調します。





それは、


人生の目的は何か?

何のために仕事をするのか?





これに答えられる人は、間違いなく「目的に固執する習慣」を

徹底できている人だと思います。




でも現実は少ない。


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