山田錦の田植えをしてから約80日が経ちました。
田んぼの緑が一段と濃くなり、草丈も110cmほどに伸びています。
そして、ついに待望の稲穂が出ました。
顔を出したばかりの稲穂が風に揺られているのを見ていると
ピカピカの1年生の初登校を見ているようで、幸せな気持ちになります。
意外と知られていないのですが、稲にも花が咲きます。
下の写真のように、白い小さな花が午前中の2時間だけ咲きます。
稲の花には花びらがなくて、白く見えているのは雄しべです。
雌しべはエイ(もみ殻になる部分)の中にいるので見えていませんが、
雄しべの根元の所に位置していて受粉します。
受粉すると、雌しべの根元の子房が少しづつふくらんできて、
お米になっていきます。