足りないもの | 加藤敏明のブログ

加藤敏明のブログ

人の心と人間関係について、日々のカウンセリングやセミナーを通じて感じたことを記載します。

子供の自殺予防策について文部科学省の

有識者会議の記事が掲載されていたことが

ありました。

 

この有識者とは一体何者なのでしょうか?

自殺をさせない、その兆候を見逃さない、

いじめには即刻対応するなどのルールを

厳格化するようです。

無論、ルールは必要なものではありますが

押し付けになっては煩雑さを招くだけと思います。

 

偏見があるとは認識しておりますが、

私は、教育委員会などという天下りの受け皿と

なるような組織があるから、逆に教育機能が

失われているように思えてなりません。

 

仕事の関係上、教育委員会なる組織に

アプローチしてその不全観を痛感しました。

 

今は親が子供をきちんと躾、育てることが

難しい時代。だから、社会性を身につける鍵は

教育現場しかないと考えています。

 

教育は人の心の根源を教える場となって欲しい。

グローバル化を奉り、英語教育に比重をおこうと

する前に、正しい日本語や歴史を学ぶことの方が

余程大切ではないでしょうか?

 

 

日本人は日本人であること。

英語は必要と思う人だけが学べば良いし、

心を育てる方を優先すべきではないでしょうか?

 

子供の自殺が増えているのは、親子関係が希薄に

なっているのも一因と思えます。

自分を受け止め守ってくれる確かな存在が希薄な

時代だから、子供は淋しさを募らせます。

 

胸中は、孤独、葛藤、苦しみに支配され

助けを求める人が周囲に見当たりません。

 

心が育っていない貧困な環境、関係性の弱さが

多くの自殺者を生む温床になっているのでは

ないでしょうか?

 

時代が違いますが、私達の子供の頃は貧困なんて

当たり前でしたが、心は荒んでいませんでした。

近隣同士の助け合いが活発だったし、笑顔があった。

 

教育現場では僅かな時間でも良いですから、

「心」について語り、教える機会を多くして

行くことが重要です。

 

偏見と承知してはおりますが、机上の空論を

押し進めている有識者の皆様。

今足りないのはルールではありません。

失いつつある人を思い遣る「心」と「笑顔」なのです。

 

             就職塾 加藤 敏明

 

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