三雲いおりさんWS | 人生はインプロだ!

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インプロ(即興演劇)的マインドを日常に取り入れ、地上に楽園を創造するためのブログ

三雲いおりさんの2日間のワークショップに参加するために静岡へ。

三雲さんのワークショップに参加するのは2014年以来3年ぶり。

今回は自分の感情・行動をコメディに見せるための考え方WSと題して、より細かな表現方を学んだ。

人前でパフォーマンスをする際には、どんな些細な動きも意味を持ち、所作をひとつひとつ丁寧に行わないと、
伝わるものも伝わらなくなってしまうということを体で学んだ。

宿題として3分くらいのパフォーマンスを用意してほしいと事前に連絡を受けていたので、今回の WS用に腹話術風1人芝居を書き下ろした。

過去にはジャパネット田中のテレビショッピングという、基本客いじりのネタを2回と、事前に用意してなくて、丸めた新聞紙を手のひらの上で立てるという即興ネタを演じたことがあるが、台本のあるネタを作ったのは今回が初めて。

確定申告やらでWSの直前まで忙しかったので、WSの前日の夜中に朝5時まで5時間近くかけて小道具をしこみ、台本を書いた。
おかげでWS初日の昨日は、睡眠時間3時間半で参加した。

台本書きながらも、当初のアイデアからそれなりに余分なものを削っていったが、出来上がった台本を冷静に読み直すと、本当にこれが面白いのかどうかわからなくなった。

夜中に書いたラブレターは翌朝読み返すと恥ずかしくてとても相手に渡す気にならなくなると聞くが、
夜中に書いたコメディ台本は朝までまたなくても恥ずかしくなる。冷めるのが早い。

だが、今更新たなネタを起こすことはもちろん、ブラッシュアップする時間すらないので、その内容で行くことにする。小道具までこしらえたし。

行きの新幹線の中で台本読みをして、初日の夜に再確認。
ネタ見せはWS2日目の今日が初。本読みを少々してイメージトレーニングしただけのほぼぶっつけ本番だった。

あとで振り返りをしようと思って、カメラと三脚を持って行って動画を撮影したが、ボタンを押し間違えて全然撮れてなかった。

わざわざ荷物増やしてカメラと三脚を持って行ったのに、幻のネタとなってしまった。
作り込んでもそんなに面白くなさそうなので、再演はおそらくないだろう。

コメディに対する意識改革がテーマの今回のWS、手帳にメモしたことは過去のWSより少なかったが、その分体にいっぱい染み込ませた。

体に染み込ませた感覚を忘れないようにしたい。

観客にウケるかどうかは重要でなく、自分が面白いと感じたことをどうやって伝えるかが重要。
その言葉を心にとめておくだけで、表現することに対するハードルがぐんと低くなると感じた。