名古屋シティマラソン2017 | 人生はインプロだ!

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名古屋シティマラソン2017へ参加してきました。

去年に続いて今年も仮装ラン。
今回は、今が旬のピコ太郎の衣装を着て走りました。



衣装上下、ストールやサングラス、ネックレスまでついた5点セットというのをamazonで購入。
ヅラは別売りの仮装用角刈りカツラを買いました。

出走前日の昨夜、一所懸命に衣装のボタンをつけなおしたり(仮装用の衣装なのでつけ方がチープで、走ってるうちに取れそうだった)、折りじわにアイロンかけたり、ヅラの前が浮き上がってリーゼントみたいになるので針金を中に仕込んでうまく収まるように改造したりしていたら、寝るのが午前3時頃に。

マラソン当日は6時に起きてご飯食べ、早めに会場入りして着替えの時間を確保しようと思ったのに、、。
(-。-;

さて当日、起きたら7時過ぎ!
正確には子供に起こされて授乳していた奥さんから起こされました。

なぜ6時の目覚ましで起きなかったのか?
調べてみると、6時にセットしたのは月曜から土曜のアラームで、日曜のは8時になってました。

あぶねーあぶねー!
子供と奥さんに感謝だ!

会場で着替える時間がなくなってしまったので、自宅で仕込んで、上からジャージを着ることに。
荷物を預けるのは9時まで受け付けているので、着替えがなければ十分間に合う時間でした。

ナゴヤドームの外でジャージを脱いでヅラをかぶり仮装完成。
参加案内の冊子には9時まで預かってもらえるはずの荷物預かり所が、8時50分で締め切るとのアナウンスが。
たぶん、10分ほどサバ読んで、混雑を避けたのかと思う。

さすがにピコ太郎は人気で、参加者からも結構声をかけられたし、一緒に写真を撮ってほしいと言われることもしばしば。


(カズレーザー、じゃなくてコブラとアシタカと一緒に。サイコガンがかっこいいコブラの衣装は実は既製品のスポーツウェアだったと、写真を見て気付きました。センスある~。)

外はまだ寒いので、最初はドームの観客席で待っていたのですが、今回は前回より早く9時45分頃には外に出ました。
外ではちょうどウォーミングアップのエクササイズをやっている時間で、ノリノリでダンスしていたらピコ太郎っぽかったのか参加者のごく一部にウケました。

今回は予想タイムを少し早めに申告したのでSブロックでの出走。ですが待機場所は一番遠くにならばされたので、今回もスタートまで10分以上かかるかな?と思っていましたが、途中で隊列が変わって、前の方に移動できたので良かったです。

大会挨拶の時に途中から英語で喋って、15000人近い参加者をポカンとさせた河村たかし市長の号砲でスタート!
スタート時に、MCのケン・マスイさんにいじってもらえるのを期待してたんだけど、気づかれなかったのか完全にスルーでした。

走行中のピコ太郎の知名度と人気はすばらしく、老若男女から「ピコ太郎がんばれ~!」とか「PPAP!」などと声をかけてもらいました。その都度、「ありがとうございます~」と見た目はヤクザなのに丁寧な口調のピコ太郎キャラで応えました。片道3車線ある広い道路の反対側の歩道からも声援をもらったりして、軽く100組以上から声援もらったかな。

給水所のボランティアさんからもいっぱい応援もらったし、一緒に走ってるほかの参加者からも「ピコ太郎がんばって!」と声援をもらえました。
走行中に記念撮影をお願いされたことも何度かありました。

出走前や出走後に記念撮影をお願いされた参加者も10組以上はいたし、中国か台湾からの参加者グループからも3組くらいお願いされました。さすがインターナショナルな有名人!

奥さんからは、無駄遣いとあきれられたピコ太郎の衣装でしたが、それだけの価値はありました。

持論として、仮装ランはわかりやすいキャラクターがベターだと思います。
ピコ太郎のような人気キャラを旬のうちに仮装できればベスト。

奥さんは、一発屋のキャラではなく、使い回しの効く定番キャラクターの衣装のほうが良かったみたいだけど、
たとえこのマラソンだけしか着る機会ないとしても、それだけの投資価値はあったと実感します。

昔、ジェームズ・キャメロン監督が、映画タイタニックの撮影の途中で予算がなくなってしまい、予算削減のためにクオリティを下げる必要が生じた時、私財をなげうってでも、クオリティにこだわった作品を作ったとのこと。

そのおかげであの映画はあれだけの大ヒットとなったわけです。

つまり、人を楽しませるためには目先の損得勘定にこだわるべきではない、という教訓です。
ジェームズ・キャメロンの法則と、勝手に名付けてます。

話をマラソンに戻すと、記録にはこだわらず、沿道の観客とのコミュニケーションを楽しみました。
練習不足気味でもあったので、キロ6分くらいを目標に走りました。

観客とのハイタッチでは、ハイタッチした左手に右手で「ウン!」とペンを突き刺す「ピコ太郎ハイタッチ」が自然に生まれました。

走行中、沿道のほうに目を向けていたせいか、他の仮装ランナーの印象があまりないですね。今回は少なかったのかな?反対車線を走っていたショッカー軍団は目立っていましたが。

そして、セーラームーンのセーラー戦士が4人グループで走っていたのもクオリティ高くて印象に残ってます。

自分がちょうどセーラー戦士達に後ろから追いついた時、そのすぐ右隣を走っていたおたくっぽい男性の着ていた黒いTシャツの背中に大きな白い字で「はぁ、好き」とプリントしてあり、すごいミラクルでした。写真撮りたかった!

追いつくといえば、観客があまりにピコ太郎、ピコ太郎と言うので、前を走っている他のランナーは結構気になるらしく、追い抜きざまに、「気になっていたので、会えて良かったです」と言ってくれたランナーも何人かいました。

最後の3 kmは足に疲れを感じ、降っていた腕にもピリピリを感じましたが、最後まで沿道の声援に応えつつ、ピコ太郎キャラのままゴールインしました。

ゴール後も声援に応えていたので、ガーミンウォッチのストップボタンを押し忘れたほどです。

公式サイトでの速報値ではネットタイムは2時間10分。去年より5分遅くなってました。



もっと遅くなるかなと思っていたので、これだけ楽しく走れてこの時間なら上出来かな。

ただ、マラソン終わってからの疲労は今までのハーフマラソンでは一番で、フルマラソン走ったくらいの疲労を感じました。
つまり、今の自分ではフルは走れない!

フルへのエントリーは未定ですが、その際は相当練習して走力を取り戻さないといけませんね。


I have an apple.


I have a big apple!


I have a pineapple!


I have a big pineapple!