豪徳寺は、東京都世田谷区豪徳寺にあり、東急世田谷線の宮の坂駅から徒歩約5分で行けます。

 何度か行ったことがありますが、最近では2024年5月18日に、小田急線の豪徳寺駅から約15分ほど歩いて行きました。外国人観光客も多く来ていました。

 大谿山 豪徳寺は、曹洞宗の寺院で、彦根藩主・井伊家の江戸における菩提寺です。

 「碧雲関」と書かれた山門をくぐると、正面に仏殿、左手に三重塔が見えてきます。

 「碧雲関」は、外の世界と境内を隔てるために建てられた門を意味するそうです。

 仏殿には、現在・過去・未来の三世を意味する阿弥陀如来坐像、釈迦如来坐像、弥勒菩薩坐像が安置されています。

 三重塔には、釈迦如来像、迦葉尊者像、阿難尊者像、招福猫児観音像が安置されています。

 仏殿を左に曲がった先には、井伊家墓所があり、幕末の大老13代直弼の墓をはじめ、歴代藩主や正室たちの墓が並んでいます。

 仏殿の先には、本堂の法堂があり、聖観世音菩薩立像、文殊菩薩坐像、普賢菩薩座像、地蔵菩薩立像が安置され、さらに寺宝の「井伊直弼肖像画(井伊直安作)」が飾られています。

 法堂の左手には納骨堂があり、奥には、歴代住職、藩主の位牌が安置されている開祖堂があります。

 その他にも、仏殿の右側には、地蔵菩薩半跏像が安置されている地蔵堂や、梵鐘や、写経の会をはじめ、法事法要など各種行事にご利用される久昌殿や、茶室などがあります。

 2019年1月4日には、法堂の右手にある受付で、御朱印を頂き、招福猫児の2番目に小さなものを授与して頂きました。

 招福猫児の1番小さなものは、前回来た時に購入したもので、お願いごとが叶ったというわけではありませんが、招福猫児奉納所に奉納し、新しいものを手にしたのです。

 3番目の大きさの招福猫児は、まだ迎えていません。

 一匹の猫が鷹狩り帰りの彦根藩主の殿様を寺へ招くと、突然雷が鳴り雨が降りはじめ、殿様が雷雨を避けられた幸運にいたく感動したことで有名な豪徳寺ですが、仏殿の左側には、招福殿があります。

 この脇に、招福猫児奉納所があり、多くの参詣者が奉納した大小さまざまな招福猫児が大量にあり、見ているだけでしあわせな気分になれます。

 豪德寺では、福を招いた猫を「招福猫児(まねきねこ)」と呼んでいます。

 

 私は小学生の頃から猫が好きで、山梨の実家でも、猫を飼っていました。

 歴代の猫たちでも良く覚えているのは、まず、鳴き声の出ない三毛猫で、ぎゅっと抱きしめると、絞り出すような小声で「にゃあ」と鳴く子がいました。

 私は、寝るときに猫を布団の中に入れてあげて、一緒に寝ることが多かったのですが、私の布団の中で、子供を産んだ猫もいました。

 何かもぞもぞと動くので、何ごとかと思ったら、お産していたということでびっくりした記憶があります。

 また、家の裏の道で、車にはねられてしまった子もいました。

 ぐったりしていて、亡くなっていると思いましたが、名前を呼ぶと、しっぽをぴくっと動かしたのに、涙したことも忘れられません。みんな可愛い猫たちでした。

 

 悲しみよりも楽しかったことを思い出にして幸せ

 

私のもう一つのブログ「2024年7月13日の生活記録」

 

 

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