向島百花園は、東京都墨田区東向島にあり、東武伊勢崎線の東向島駅より徒歩約8分でいけます。

 2023年5月5日に行きました。開園当初は360本のウメが主体で、ハギ、春の七草、秋の七草、セツブンソウ、カタクリなど約230種の植物が植えられています。

 「百花園」の名称は、一説では、「梅は百花に魁けて咲く」または「四季百花の乱れ咲く園」という意味でつけられたものだそうです。

 江戸の町人文化が花開いた1804~1830年に造られた庭園で、庭を造ったのは、それまで骨とう商を営んでいた佐原鞠塢氏だそうです。

 交遊のあった人々の協力を得て、旗本、多賀氏の元屋敷跡である向島の地に、花の咲く草花鑑賞を中心とした「民営の花園」を造り、開園しました。

 1938年に当時の東京市に寄付され、1978年に文化財保護法により国の名勝及び史跡の指定を受けました。

 見どころは、「ハギのトンネル」で、ハギを竹の柵にそわせて植え、トンネル状にした園路で、百花園の名物です。

 9月には全長約30mにわたって花のトンネルになります。

 様々な花の棚も魅力です。フジは、5月上旬頃棚全体に花房が下がり見頃を迎えます。

 また園内には他ではみられないミツバアケビ、クズの棚があります。

 ヒョウタン、ヘチマ、ヘビウリ等は棚で栽培する一年生つる草で、7月頃開花し8月から9月にかけて、結実して棚から下がります。

 その他、自然の沼地の池の一画にはハナショウブ、アヤメ等があり、色とりどりの花を咲かせます。

 また、夏にはハンゲショウなどが楽しめます。庭造りに力を合わせた文人墨客たちの足跡などもたくさんあり、芭蕉の句碑を含め、合計29の句碑、石柱が随所に立っています。

 私が行った時、園内を散策していると、突然見通しの良いところで、池の先に「東京スカイツリー」が現れる絶好の写真スポットに出くわしました。比較的小さな庭園ですが、一見の価値はあったと思います。

 

 せっかく、向島まで行ったので、東武伊勢崎線で浅草駅まで行って、浅草寺に立ち寄ってきました。

 浅草寺は、東京都台東区浅草にあり、銀座線・東武伊勢崎線・つくばエクスプレスの浅草駅から徒歩約5分で行けます。

 年間延べ約3000万人もの人びとが参拝に訪れ、1400年近い歴史をもつ観音霊場です。

 向島百花園は、あまり人がいませんでしたが、こちらは、有名な雷門から仲見世通り、境内とその周辺と、多くの外国人観光客を含め凄い人でしたね。

 おまいりして、御朱印を頂くのにも、20分くらいかかりました。

 浅草寺の隣には、日本で最初に開園した「遊園地の浅草花やしき」がありますが、いつも外から見るだけで、入ったことはありません。

 レトロな雰囲気で、一度は行ってみたいと思っています。

 また、浅草寺の周辺には、有名な食事処もたくさんあります。

 かなり前に浅草寺に来た時に、老舗天ぷら店の「大黒屋」に入ったことはありますが、何処も混んでいるので、ラーメン店に、入ってしまいました。

 老舗の有名店には入れませんでしたが、何処にでもあるラーメン店でも、味は、満足でした。

 

 欲をかかず背伸びをしないで幸せ

 

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