きてくださってありがとうございます!

 

めっちゃ長くなってすみません!!前回の記事の続きです。

 

インフルエンザ物語①

インフルエンザ物語②

インフルエンザ物語③

 

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18時を過ぎたあたりで83番目まできたのでみんなを起こしました。

 

「病院いくで~。起きや~」

 

眠りに入ったところだったんで起こすのも着替えさせるのもオムツ替えるのも…とにかく車に乗るまでが一苦労。

 

やっと走り出したけど外は真っ暗やし寒いし、車内では「しんどい」「もう無理」とうめく声と爆睡中に起こされてぐずるダイチの声。信号で止まるたびにグズるんですけど、これがまた漫画みたいに全部の信号で止まるっていうな。何その漫画。

 

進んでは止まり、進んでは止まりで18時半に病院に到着。

 

ついた瞬間病院のソファに倒れ込み目をとじる2人と、待合室の奥にすべり台を発見し走り出すダイチ。すごい!すべり台があるなんて!

 

完全予約制で混雑しておらず、すべり台周辺も誰もいなかったのが救いだったんですが、その分シーンとしてまして。「ねえね!あそぼ!」「いっしょにすべろ!」「ママ!いっしょにすべろ!」とダイチの声が響く響く。「シー!」「小さい声で」「静かにしなさい!」の声も響く響く。

 

飽きてグズりだし、持ってきたオモチャや絵本で気をひくも、なかなか順番がこない。びびって早く来すぎたー!

 

10分経過…

 

20分経過…

 

「おうち帰る」「ダイチもうおうち帰る!」と叫んで暴れるダイチ(14キロ)を抱っこし、窓から外の真っ暗な景色をみせ「ほら電車!」「でんしゃー!!」「また電車来るかな?」「でんしゃくるかなー!」……………「でんしゃくるかなー!」…………全然こーへん。「でんしゃは?」ホラ飛行機おるで!ホラホラ信号!ホラ人…みて!人おるで人!すごいなー!(なんもすごない)

 

抱っこにも景色にも飽き、スマホでyoutuneを見せるも順番は来ず、ついにyoutubeさえ飽きて「抱っこー!」「帰るー!」「お腹すいたー!」ととれたてマグロのごとくピチピチ暴れる14キロ。

 

30分が1時間に感じられたところでようやく名前が呼ばれました。

 

先生はめちゃくちゃ明るく元気で、子どもの扱いがうまくてさすが評判通りほんまに良かったです。朝から何十人も見てるのにすごい。

 

泣いて暴れて抵抗するのを押さえつけて無事に検査終了して別室で待機。

 

あの窓のない小部屋での待機時間、たぶん十数分やけど永遠(とわ)に感じられたわ… もう書くのも自粛するけど。

 

先生が現れ「インフルエンザとコロナと溶連菌の検査をしました。下の子がインフルやからってインフルだとは限らないし、それぞれ治療法が全く違うんで、可能性があるものはできるだけ多く調べてます」みたいなこと言ってくださり

 

結果は2人ともダイチと同じインフルエンザAで、噂通り最後に「いってらっしゃい!」と見送られて小部屋を出ました。

 

ありがとうございました><

 

さっそく外に出ようとする3人を「まだお金払ってない」と制し、バルンバルン暴れるマグロをなだめて支払いを終え、もうほんまにぐったりして帰宅…

 

 

……じゃない、薬局へ。(ソウヤ…クスリモライニキタンヤッタ…)

 

 

普段ワガママ言わんアミも「まだ帰られへんの…」と半泣き。うつろな目で無言のナミとグズグズのダイチ。でもここで帰ったらなんのために病院きたんかわからん…!

 

普段ならナミこそ抱っこしてやりたい状況やけどダイチがおるから歩かせるしかなく、頑張って薬局へ。

 

薬局はもうグダグダの極み。ベンチでハァハァ言って目をとじる2人を励ましつつ空腹でぐずりまくるダイチをなだめ、イナビルの説明動画も何回みてもダイチが邪魔して最後まで見れず、持ってきたお菓子も底をつき…とりあえず抱っこで腕ちぎれそう。UDE NO OWARI。

 

やっと薬をもらって車まで戻り、夜8時を過ぎて帰宅。

 

アミナミは帰宅してた夫に抱き着き、「しんどかったな。よう頑張ったな」とヨシヨシなぐさめられて泣きながら布団に倒れ込み……

 

 

いやアカンで!!

 

 

最後の難関、イナビルの吸引&薬の内服。

 

 

これが病院より何より一番大変やったわ…。

 

ナミが断固として吸わんくて。

 

どれだけ優しく家族全員で応援しても、「全然大丈夫やって!」「吸うだけやん!」「とりあえず吸ってみ?」「これ吸ったらラクになるで」「友達もみんな吸ってるで」とヤクの売人のようにあの手この手で勧めても「怖いぃぃぃ」「無理ぃぃぃぃ」ときかない。こういう時のナミの頑固さ凄まじいんです。

 

こっちもイライラするし向こうも泣くし、しんどいのに怒られてさぞかし可哀想やし「もういいで」って言ってあげたいけど、ここで折れたらアカン、それは優しさじゃないはず…と粘って粘ってまさかの1時間経過。うそやろ?吸うだけやで?


夫は冷静にキレて「薬欲しくても貰われへん人おんねんで。病院連れてってもらえるだけ恵まれてんねんで?」「ナミ、言っとくけど吸わんで終わるとか無いからな。」と釘を刺し、うどんを茹でてダイチに食べさせ洗い物にお風呂入れて…とセカセカ動いてくれて


私はひたすら恐怖心をなだめようとナミとNiziUのMV観ながら楽しげに飲む作戦、Youtubeで「お薬のもう」みたいな動画見せて鼓舞する作戦、飴舐めて口内甘くする作戦、パピコ作戦…思いつく限りの策を決行。その都度ナミも「いけそう」「できそう」って言うくせに呪いにかけられてんのか思うほど口元までいったら頑なに拒否。吸えーーーーーーーー!!


リオ(NiziU)も応援してるで‼️とか言って「がんばれ!がんばれ!」とか舞い踊った私の時間返してほしい(そら吸わんわ。リオちゃうからな)。

 

どれだけ寄り添って優しくしても無理、ええ加減にしなさい!!!と怒っても、ほなもう注射する?!と脅しても無理…もうイナビルは最終的に粉残りまくりで諦め、そこから粉薬飲むのがイナビル以上に時間かかったわ。マジで前世に薬でなんかあったんかと思うほど口開けへん。

 

「いける」「やっぱ待って」「口開けるけどまだ入れたあかんで」「いく。」「いや待ってやっぱ無理!」「鼻つまむから」「やっぱ無理」「自分で飲むわ!」「いややっぱママが飲ませて」「いく」「うん!飲む!」「ほんまに飲むで!」「……やっぱ無理~」…バンジージャンプか。

 

最終的に2時間かかって眠気と疲労で泣きながら飲んだんですけどね。(え、この攻防、明日から朝晩やるん?)

 

その後は根性で、というかやっと私の楽しみの時間でバレンタインレシピのブログの下書きしたわ。せっかく作ったのにお蔵入りにはしたくない…!

 

 

そんなバタバタの1日が終わり、翌日には薬の効果で熱も下がって37度台になり、その翌日には平熱になり。食欲はアミだけなかなか戻らなかったものの、今はもう完全回復してます!

 

 

はい

 

びっくりするぐらい長くなりましたが

 

熱出て病院いってインフルエンザでバタバタでした

 

っていう、あるある話でした。

 

 

今回のインフルは全然大したアレじゃないけど、やっぱり健康って大事ですよね><

 

コメントで教えてもらったコールドクターとか色々、なんかあった時のために調べとこうと思いました。情報や体験談、本当にありがとうございます。

 

改めてこんな長い話を読んでくださって、温かいコメントくださって、本当にありがとうございました!

 

(いいね!は「読んだよ!」の意味でお願いします!><)

 

回復期のダイチの1コマ。(読んでへんで。覚えてるだけ)

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最後まで読んでくださってありがとうございます!

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