きてくださってありがとうございます!
----------------------------------------
新刊エッセイ本(カラーレシピ付き)「おしゃべりな人見知り」発売しました!!
中身の紹介はこちらです。⇒御礼と中身の紹介です
----------------------------------------
最初にお知らせです。
色々な方からすでにコメント頂いたんですけど、今朝の朝日新聞の朝刊1面の「折々のことば」というコラムでエッセイ本『おしゃべりな人見知り』から言葉を紹介して頂いてます!
哲学者の鷲田清一さんがさまざまなジャンルの文章や発言の中から心に響く言葉を選び、きっかけにめぐらせた思索をつづるコラムだそうですが、こんな短い中で、前後の文脈まで説明しつつ思いをつづれるなんて本当にこの方の文才がすごいと思う。
コラムは「朝日新聞デジタル」などでも観られます。(無料登録が必要なんですけど)
→朝日新聞デジタル『折々のことば』
そして実は、ずっと書こうと思ったまま紹介できずじまいだったんですけど
6月3日の「著者に会いたい」というコーナーでも取材して頂きました。
→「おしゃべりな人見知り」インタビュー 細部まで無駄を詰め込んだヘンで笑える料理の読みもの
加来由子さんという方が書いて下さったんですけど、私の最初のエッセイ本のあとがき「無駄をそぎ落とすどころか細部まで無駄を詰め込んだ無駄だらけの一冊」「他愛ない日常の1ページ1ページにあらん限りの情熱を詰め込んだ」という部分に
『コロナ禍だからかもしれませんが、「無駄」をネガティブではなくポジティブにとらえるこの一節に強くひかれました。いまもその「芯」のような思いは変わっておられませんか。このように考えるにいたった思いについて、少しおうかがいできれば。』
と言って下さって、そこを中心に書いてくださいました。
この取材がすごく楽しかった…無駄について熱く語り合いました。
こちらは全文上のURLから登録なしで読めたので、良かったらみてください。
インタビューでは短くて伝えきれなかったんですけど
無駄を何ととらえるかによるよなあといつも思ってて。
いわゆる生産性がないものが無駄だと考えた時に、生産性って何?って話になるじゃないですか。
お金や学びに結び付くことだけが生産性じゃないし、精神的な豊かさとか楽しさなんかに結び付くことだと考えたら、自分次第でどんなことにも生産性を持たせることはできる。
っていうのと、ある意味逆説になるんですけど、別になんにも結びつかないことがあってもいいやんと思う。
・無駄なものなど1つもない
・無駄なことがあってもいい
の両方わかるー!ってなるわ。相反してるけどイコールでもあるんやろうな。
仕事をやめて動き出せないまま数年過ぎるとか、引きこもったり鬱になったり、病気になったり介護やいろんな事情で何もできなくなったり…人生の中で歩み(これも何をもって歩みとするのかやけど)を止める、何も生み出さない時期ってきっとどこかであると思うんです。
めちゃめちゃ短いスパンでいえば眠れない数時間とか、営業中に飛び込めなくてマクドでひたすら過ごしてる時間とか、休みの日に何もせずに丸1日過ぎるとか、モノを失くして探してる時間とか。
その時に、なぜか自分にすごく価値がないような、なんかちょっと悪いことをしてるような、消えたい気持ちになることがたまにあって。困難な壁にぶつかるとかじゃない、壁さえないこの状態の、なんとも言えないしんどさというか孤独感、漠然とした不安が嫌やなって思ってて、なんも悪くないでって言いたくて書いてるんだと思います。このコロナ渦も少し似た部分があると思う。
でも、そもそも人はいつか死ぬから(これほんま思う)、生産性のあることをしようが何もしなかろうがもはや一緒なんじゃないかと思うこともあるし、それやったら罪悪感なんて持たずに、どんな状況でも楽しめるのが一番いいなあって。
自分もこれまで、ロングバケーションのドラマの「神様がくれた長い休みだと思って」っていう言葉とか、スピッツの「余計なことはしすぎるほどいいよ」って歌詞、「今僕のいる場所が望んだものと違っても悪くはないきっと答えはひとつじゃない」みたいな歌詞に救われてきたから、そういう話が書きたかったんですよね。
(子どもが夏休みに毎日何もせずにダラダラ過ごしてたら、こんな長い休みやからせっかくやし何か身になることをさせないとあかんのちゃうか…ゲーム三昧でええんか…とか焦ってしまうけど、それも同じなんやろうな。「今」が人生やから、ダラダラに罪悪感ゼロで楽しめたらそれはそれで最高の夏休みなんやろうな)
って熱く無駄について語るという、読んでくださった方はなんとも無駄な時間だったかもしれませんが
そんなエッセイ本を読んでくださった方、あらためて本当にありがとうございます><
ーーーーー話/変ーーーーーー
昨日の懐かしい映画の話についてコメントくださった方、ありがとうございました!
やっぱり「アンネの日記」やったんですね!
「トイレの花子さん」とも同時上映してたってあって、どっちやろ…と思ったんですけど(改めて調べたら確かにそれも書いてました!)、母がトイレの花子さんだけ観るとは思われへんからおそらくアンネの日記やと思います。懐かしい…
あと、途中入場して先にオチを観てしまい、そのまま座ってたら最初から始まって「さっきの話とつながったやろ」てなるエピソード笑いました。
コメントにあった「REX恐竜物語」とかめっちゃ懐かしい!!REXは友達のお母さんに連れてってもらって、安達祐実と恐竜がともに可愛すぎてめちゃくちゃ好きになって、どうにか恐竜手に入れられへんかなと思ってたわ。生のピーマン丸かじりすること以外いっさい記憶にないけども。(今 「安達祐実 レックス」って検索したら予測変換で「安達祐実 レックス ピーマン」て出てきたわ笑)
自分が好きやった映画を子どもと観られるようになるのは嬉しいですね。
またこういうどうでもいい話も書いていこ。
最後に、最近の実際の昼ご飯
豚わかめ天かすうどん。(場外オクラすらない)
---------------------------------------
最後まで読んでくださってありがとうございます。
Instagramもやってます。⇒yamamoto0507 ダイチのゲラ動画載せました。
これまでの著書
お手数ですが、最後に下のバナーをクリックして応援して頂けると嬉しいです。
------------------------------------
いい加減なブログですが、気軽にコメントして頂けたら嬉しいです。
コメントは承認制ですが、無人の野菜売り場のような、個人個人の秩序で、ずっといい雰囲気を保って頂いてるので、読んで嫌な気持ちになるものじゃなければ完全公開です。
他の方のコメントに対する御返事など、自由にして頂ければ嬉しいです。