きてくださってありがとうございます!

 

先日の記事の続きです。(⇒東京の授賞式の話 ~ファスナーと受賞コメント編~)

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歓談の時間、色々な人が色々な場所で名刺を交換したり挨拶をしていたんですが

 

私はほぼ、編集担当の合川さん、小林さんとのみ歓談をしていました。(こういうとこほんまあかんなと思う)

 

でもせっかく来たし、みきママさんに挨拶をしようと合川さんといっしょにソーッと近づき、「みきママさん・・・」と声をかけたら、めっちゃ笑顔で挨拶してくださり

 

「飲んでる~?!私めちゃめちゃ飲んでるよ~!」とほんとに明るく迎えてくださって。

 

「私あれ使ってるよー!カレンダー!いつもあそこに予定書いてる!!」とか「あそこから料理作ったよ!私めっちゃ作るよ!」と。(ええ人ー!)

 

ピカピカの笑顔に押され、ゴモゴモと「いやもう・・・はる兄もあんなに大きくなって・・・れんちびももう、ちびじゃなくなって・・・あんちゃんもいつの間にか大きくなって・・・・」と親戚のおばさんのように話したら

 

「えー!超観てくれてる!超良い人じゃん!ちょっと超良い人ー!」と握手され、そのまま抱きしめられました。欧米か。(というツッコミをこれほど的確な場面で使ったのは初めて)

 

その後も何か話すごとに「超良い人なんだけどー!」と4回抱きしめられ

 

「ブログあれだけ書くの大変じゃない?しかも1人でやってるんでしょ!?それは無理だよー!」など、優しく励ましてくださって。(いやみきママさんのほうが圧倒的に仕事してる)

 

みきママさん「今日帰るの?」 私「今日は泊まりなんです。」

 

「へー。どこに泊まるの!?」

「ホテルに。」

「どこのホテル?!」

「えっと・・・どこでしたっけ合川さん」

「どこどこ?!」

「えっと・・・・・ここからすぐの・・・」

「ここから近いの?!」

「はい!」

「明日は何時に帰るの?」

「朝帰ります。」

「朝かーー。うち泊まる?

 

え!?

 

「うち来て話さない?泊ってっていいよ!」

 

ぇえーーーーー!

 

欧米やないかーい!(ワイングラスチーン)※動揺によるツッコミの乱れ

 

横で「じゃあその様子を生配信して・・・」と話し出すみきママさんの編集の方。いやいやそんな、嬉しいですけど申し訳なさすぎますわ!!手ぶらですし!!

 

さすがに初対面で家に突然訪ねるのは申し訳なくて遠慮してしまいましたが、話しててもなんやろ、ほんまに裏がないというか、優しくて器の大きい方で。こんな底抜けに明るい人おるんや!とびっくりしました。(もちろんそういうキャラかもしれませんが。こういうのこそ行くべきやったんかも。社交的な人の「ひょんなことからお店で出会った人の家に泊まる事になりまして・・・カンパーイ」みたいなのって、こういうお誘いにその場のノリでいくから始まるんやろな)

 

みきママさんの、しんどいこと、大変なことがあっても外に決して出さないところ昔からめちゃめちゃ尊敬してます。

 

そんなこんなで1本締めで授賞式は終わり、扶桑社さんの祝賀会に。

同じ扶桑社さんから入賞された宮下奈都さん、リュウジさんと。

 

リュウジさんは違うテーブルだったのでお話できなかったのですが、同じテーブルの宮下さんとたくさんお話できて感無量でした。

 

めちゃくちゃ凄い方なのに控えめで、品があって話が面白くてかわいらしくて、ほんと素敵な方です。

 

 

あまりに非現実的なことばかりが続き、フワフワしたままホテルに戻ったのが深夜1時過ぎ。

 

もうパンプスが限界で。

 

パンプスがっていうか足が。小指が・・・薬指がぁー・・・(ムスカ)

 

なんせ指同士がギューーーーンくっついてるし、正直授賞式の時点でふくらはぎがプルプルしだしてたんで一刻も早く脱いで小指を救出しようとサカサカと歩き

 

 

12階にたどり着いたところで

 

 

・・・・・あれ?

 

 

・・・・・部屋どこやっけ・・・・

 

 

やばい全然覚えてない。

 

カードキーを舐めまわすように見るも、どこにも部屋番号が書いてなくて。

 

部屋を出た時もエレベーターの位置がわからず行ったり来たりしたので、大まかな場所さえ忘れてしまうというアホさ。

 

深夜なのでフロントに聞くわけにもいかず、仕方なく

 

このカードキーを

 

このズラリと並ぶ部屋のドア1つ1つに息を殺してソーッとかざして回るという

 

誰かに観られたら完全に怪しまれる行動を取り(※一応、カギは差すタイプじゃなくかざすタイプなので、開かない限り中の方に音はゼロです!)

 

15部屋目くらいで「・・・・カシャッ・・・」とランプが赤から緑に変わり、無事自室にたどり着きました。

 

ど田舎のホテルみたいに「実は同じキーで他の部屋も空きます」とかやったらどうしようかとビクビクしたわ。知らん人と一夜を共にせなあかんとこやった。(なんで出ていかへんねん)

 

 

そして案の定、パンプスを脱いだらストッキングに血が滲みまくりでしたとさ。

 

 

こんなに素敵な経験をさせて頂けたのは(唐突か。血の話の皮肉みたいになってるがな)

 

この本を作ってくださった編集局長の小林さん、合川さんはじめ、この本の制作、出版にかかわるすべての方、書店員さん

 

そして、いつもブログを観てくださっている方のおかげです。

 

改めて、本当に本当にありがとうございます。

 

 

まさかの3話にまたがるという長さになってしまいましたが、ご清聴ありがとうございました。

 

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最後まで読んでくださってありがとうございます。

 

第6回料理本大賞に入賞しました。ありがとうございます!

 

 

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