きてくださってありがとうございます!
みんな、元気ーーーーー!?
以前この記事で書いた(⇒手足口病の話)(手足口病の体験記など)←こっちのほうが壮絶
あの忌まわしい
二度となりたくない手足口病が
この夏
パワーアップして戻ってきたよーーーー!!
・・・・・・
いやもう
地獄。
しかも、家族で私だけがかかったっていう。
なんなんこれ。
9割は子どもがかかると言われてる手足口病に、自分の子どもからうつったわけでもなく単品でかかるって何?どんだけウイルスと相性いいん。
保育教諭の仕事してるとか小児科医ですというならまだしも、ほぼ家おるだけの人間やねんけど。ちょっと恥ずかしいわ。(まさかの保育園でも流行ってない)
発端はもはやどこからかわからんけど、ちょっとダルイ頭痛いぐらいに思ってたら
なんか手ぇ曲げにくいなあと。
曲げると指や手のひらの色んな所がピリピリ痛い。
でも撮影で大量に洗い物したし、紙とか布とか植物触りまくったから、それで切れたんやろ
ぐらいに思ってたら
口内炎と喉の痛み。
これもまあ、単なる夏風邪でしょうな。(byおじいちゃんっぽいお医者さん)
と思っていたら
ん?
手に
・・・・・
発疹できてる・・・・・!
てことは・・・
お前・・・・
まさかの・・・・
手足口病「そうだよ?」
ギャーーーーーーーーーーーーーー!!!
まあでも
その時は全然、口内炎も6~7個ぐらいで、手足もほぼ無痛。ヨシこれは軽いやつや!と思って
持ち前の食い意地をいかんなく発揮し、あいてるところで焼きそば食べたり(あいてるところてフライパンか)、「アルコール消毒」とか言ってビール飲んだりアホなことしてたら
翌日
口が終わりました。
~【悲報】口終了のお知らせ~
閲覧注意画像なんで載せられませんが、くちびるの裏、歯茎、喉、舌に無数の口内炎。とりあえず普段の口内炎の痛みを1としたら560ぐらいの痛みで
染みるわーとか、食べられないとかいうレベルを越え
ついにしゃべることすらできなくなりました。もう口が口じゃない。傷口でしかない。
というのが、舌先に1cm以上の口内炎、舌裏、舌横にも口内炎ができ、それが潰れてただれて
舌が定位置から数ミリでもずれようもんなら、粘膜?がべりべりべり・・・とはがれる感覚とともに、舌を噛んだ時のような、舌先をナイフで削り取られるような痛みが走るんです。
ピギャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!てなる。
ほんのちょっと歯みがきの先が触れるとか、お箸が触れるとか、水、ぬるま湯、己の唾液でさえも、触わるもの皆に傷つけられる。逆チェッカーズ。※すみませんさっきまでここ「逆尾崎豊」て書いてました。「ギザギザハートの子守歌」と「盗んだバイクで走り出す」が頭の中でごっちゃになってたわ・・・ボケで天然ボケって一番恥ずかしいやつ
そのあとはずーっとジンジンジンジンジンジンジングルベル。森高千里。ジンジンジングルベルジンジンジングルベルメリークリスマス(ジンジンジン)
唇に何か触れただけでもジンジン。喉にも口内炎が大量なんで、唾飲みこむたびジンジン。
まあ唇と喉のジンジンなんて舌先のジンジンジングルベルの森高千里withオーケストラ生演奏に比べたら保育発表会みたいなもんですけどね。
ただ前も申したように、手と足と口以外は健康体で、痛くもダルくもないんです。
まさに手足口病。『ほんまそれ』っていうスタンプ押したい。
まあ私の場合は手足くちくちくちくちくちくちくちくちくちくちくち病ですけどね。手足は余裕。口死亡。
だから全然動けるし、普通にお腹がすいてたまらないんですが
さすがの食い意地も舌先ナイフには完敗し、日々ぬるい水だけをちょっとずつ飲みつつ(口に1mlでも流れた瞬間悶絶)、2日ぐらいほぼ絶食。
1人だったらふて寝してればいいんですが、仕事もあれば洗濯、洗い物、料理に子どものお弁当と家事が地味につらい。何よりもしゃべれないため子どもとのやりとりも全然うまくいかず、家の雰囲気がだいぶ暗くなりました。
さらに翌日に東京で仕事があったため、この痛みをどうにか今日中にとらねば!とすがる思いで病院にいくと
先生も口内を見るなり「ああーーーこれは・・・酷い。痛いねこれは。あー痛そう」と。
ただ手足口病自体の薬はないため、あの前回描いたパブロフの犬(⇒★★★)、デキサルチンという塗り薬を使ってと。あとはうがい薬と、炎症を抑える飲み薬を処方してくださいました。
このうがいが拷問で。
口にいれた瞬間口全体に染みわたってピギャーーーーーーーーーーーーーと震えあがり、グチュグチュするのがまずできないし、そのあと最後のペッ!!!ができない。ぺっ!!をしようとするとすかさず舌先ナイフでスライスされるんで、情けなくンナァーーーーーハハハハハァーーーと口を開けてヨダレ垂れ流し状態。
ほんでデキサルチンよ。
まさかこれに裏切られるとは。
ヨダレですべて流れることに関してはコツを掴んだんで大丈夫だったんですが(塗るんじゃなく乗せるだけにして、一切舌を動かさないようにする)
塗ってしばらくすると、まじで傷口に塩すりこまれるという表現そのものの痛み。アータタタタタタタタタタタタターーーーとケンシロウになり、「え、これ大丈夫?こんな染みる薬ある?あってる?!これは効いてるってこと?痛いほうがいいん?副作用?何これーーーーーヘェーーーーーー!!」となり「デキサルチン 痛すぎ」「デキサルチン すごく染みる」「デキサルチン 半端ない」など必死で検索。
どれをみてもよくわからず、まあ副作用とかないやつみたいなジャンルっぽくて(何そのジャンル)、数分耐えました。
でももう舌を動かさずとも延々と痛いんです。舌先にナイフ…はさっきから言い過ぎかもしれんけど、口ばしにチェリーぐらい。(なんも痛ない)
たとえばムヒなんかも掻き痕に塗ったら染みるけど、塗った直後が一番痛くてどんどん痛くなくなるじゃないですか。逆なんです。どんどんどんどん痛くなる。チリチリチリチリ弱火で舌先を徐々にあぶられるような痛さ。
原稿書いててもレシピ考えてても痛みに支配され「これはアカン!!」と、薬を口内から除去することにしました。
ただその除去する方法が
うがいしかないんですよね。
そんじょそこらのうがいじゃなく
しっかりと何度も何度もうがいして洗い流して、ペッ!!て吐きだすしかない。
いくも地獄戻るも地獄。
水を入れたコップを前にしばらく口にいれるのを躊躇してたんですが
容赦なくチリチリ襲う痛みに「いけ!どうなっても今よりはマシや!」と、もう目ん玉ひんむいて顔ヘェーーーーーーなりながらぐちゅぐちゅケェーーーへへぇぇーーーうがいして、ずっと口をとじて生活していました。
結局このせいで東京での仕事はキャンセルになり、色んな人のスケジュールを狂わせてしまったこと、準備もしてたので余計に落ち込みまくり。
「ゆっくりしてください」と言われたものの
翌日ナミが風邪をひいて保育園を休み
しゃべれない私とグズる2歳児で過ごす1日はそれはそれは風情がありましたな。
とまあ
こんな感じで、先週は絶賛無口の時を過ごしてました。
いうても子どもがなった時の大変さよりは全然マシやし、例のあの腹痛とか、妊娠悪阻とか、坐骨神経痛(ケンシロウ)に比べたら屁でもないんですけどね。二度となりたくなりけど。
もうほぼ直って
来週は無事に福井にいけそうです。
噂の忘れた頃に爪がはがれる恐怖も手足が軽傷なんでおそらくないですが
構ってちゃんを必死におさえた事後報告でした。
ご清聴ありがとうございました。
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