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syunkonカフェごはん めんどくさくない献立 (e-MOOK)
※表紙はダミーです。 |
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1週間以上前ですが、保育園の卒園式がありました。
数週間前からクラスのLINEで昔の写真をみんなが送り合ったり、思い出のムービーを送ってくださったりして
そのたびに泣いてたんで(こんな小さい赤ちゃんだったなんて・・・)※他人の子
本番では、思ったほどというか、意外と大丈夫でした。
ってなるかなと思ったけど全然大丈夫じゃなかったわ。
既にお姉ちゃんが卒園経験のある友達が、「卒園式、最初から泣かせにかかってくるから覚悟しときや」と言ってたんですけど、ほんまそれ。
ゆずの歌とともに入場してきた時点でこれはアカンやつやと思い、「えっと、今日の晩御飯何にしよ。来週なんの仕事入ってたっけ・・・」と必死で違うことを考えました。(失礼か)
ナミも一緒にいて、途中でぐずる可能性があるため一番後ろの出口に近い席にいたんで
園児もほぼ見えないし、先生方の顔も見えなくて助かったんですけど
前にいたらどうなってたんやろ。一番前のゆみちゃんは入場した瞬間から泣いてたらしいし。
また卒業証書を受け取ったあと、舞台から「大きくなったらサッカー選手になりたいです!」とか「保育園の先生になりたいです!」とか堂々と大きい声で宣言し、前で待ってる親に手渡して「お母さんいつもありがとう」とか言うんですわ。
前々からアミに「あんな、まずな、ゆうきくんから名前呼ばれんねん。ほんで順番に呼ばれて行くねん。呼ばれたら、階段あがって、そして園長先生に卒業証書もらってな、クルッてみんなのほう向いて、「大きくなったら●●になりたいです!」って言うねん。そして卒業証書もらって、こうやって歩いて行って・・・・あ、お父さん卒園式くるん?え、くる?じゃあお父さんとお母さんどっちがもらう?え、お母さん?そしたらお母さんに渡してな、「お母さんいつもありがとう」って言うねん。だから名前呼ばれたらちゃんとお母さん前きて、印ついてるとこで待っといてやー。忘れたあかんでー。」
と事細かに説明され、いやそれサプライズちゃうんかいと思ってたけど
実際目の前でやられると
目頭が熱くなるとか、ホロリとするとかじゃなく
ボダボダボダジャーーみたいな。誰か水道止めて止めて状態。
ナミ(2歳の次女)がそんな私を目をまんまるにしてジーーッと静止して見つめ、「だいじょうぶ?」と言って、にこーっと笑い「よしよしー」と頭なでてハンカチ目に押しつけてくれて、それでも泣いたわ。
卒園かー。
早かったような、長かったような。
アミはこの地域に引っ越してくる前、最初は認可外保育園を2つ掛け持ちしてたんですが、どちらの保育園の先生も、母親のようにかわいがってくださって。
そこから転園して市の保育園にいったら、そこがまためちゃくちゃいいところで。保育園の先生ってどんだけ優しい人しかおらんねんと衝撃を受けました。
入園式で、「これからお母さんたちは、「こんなに泣かれて子どもを預けてまで仕事にいくなんて、悪い母親なんじゃないか。仕事をやめて家でみたほうがいいんじゃないか」と思うこともあると思います。でも、私たちも同じです。ここの先生たちみんな、子どもを保育園に預けて働いて、同じ気持ちでいます。子どもはたくましいです。どうか自信を持ってお仕事にいってください。何かあったらいつでも相談してくださいね。」みたいな内容の話をされて、泣きそうになったのを覚えてます。
その保育園で1年。引っ越して今の保育園にきて、ここもまたいい保育園で。
先生ももちろん、お母さんたちの優しさと仲の良さにもびっくりしました。
習い事だったり仕事が忙しかったら他の子も一緒に連れて帰っていたり、ベビーカーや服などお古をみんなで回しあっていたり、よその子にも我が子のようにちゃんと注意をしていたり、この都会において(そない都会ちゃうけど)横のつながりがすごい。
でも密過ぎないというか、グループみたいなのがない気楽さ。
クラスの親みんなで出し物をやるとか、アルバムを作るとかお金を集めるとか、何をするにも一切もめることがなく、パパパパパッ!!!と決まるんです。(いや私は鈍感やからなんかあっても気づいてないだけかもしれんけど、こんだけ人数いても軽い小競り合いみたいなのすら無くて、ほんま優しい人ばっかりなんです)
みんなめちゃめちゃ仕事が早くて無駄がなく、「どうしましょうか」と疑問形ではなく、いつまでに何をどうしたらいいか的確に指示をくださり、「強制じゃないからできる人だけで全然OKです~」みたいな。(みんな「ありがとうございます!!!」とすぐに参加)
動ける人が動き、動いてくださる方にはみんなが御礼を言って助け合う、この雰囲気の良さと優しさに甘えすぎて小学校になるのが不安なぐらい、先生方、お母さん方に助けられた3年間でした。
本当にありがとうございました。(誰も観てへんけども)
そもそも途中から入園してるし、用事以外で先生とあまり話すタイプでもないし、そこまで深く周りと関わってないのにこんなにさみしいなんて自分でもびっくりやわ。
まあ、当の本人たちはなんのアレもなくニコニコしていて、それに救われるんですけどね。別に特別なことはなく、色々節目はあれども毎日は変わらず続いていく、そんなもんなんだと思わせてくれるというか。
毎日自転車の後ろに乗せて、色んな歌をうたって
なぞなぞを出しあったり、ひたすら数を数えたり、空の色や月の形をみて話したり、飛行機を探したり、お菓子を食べたり、劇の台詞を言ったり、喧嘩したり、泣かせてしまったり
まあ大抵は、行きも帰りもとにかく急いでせかせかしているだけでしたが
ずっと続くのかと思っていた毎日が、いつの間にか終わってしまうなんて。
もったいなかったなあー・・・ってあとから思うのも、なんとなくわかってたんですけどね。
もうすぐ1年生。俗にいうドッキドキどん。(俗に言わん)
これから色んなことを経験して、周りと比べたり、友達ともめたり、なにもかもがうまくいかない時期があったり、今まで以上に絶対に悩むやろうけど
とりあえず、生きていてくれたら十分ということと(つい色々望んでしまうし、それがアカンわけではないんやろうけども)
周りの人への感謝の気持ちを忘れず
焦らず、背伸びせず、気長に、できれば楽しく
毎日を過ごしていけたらと思います。
赤の他人の卒園なんてどうでもええわいと言う話ですが
読んで下ってありがとうございました。
(コメントをくださったり、小さい時からアミの話をよんでくださっている方、
本当にいつもありがとうございます!)
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