きてくださってありがとうございます!

 

 

お知らせです。

 

 

毎回これを書く時、やたらと緊張します・・・

 

 

はやく言いたいと思いつつ、追われていてなかなか書けなかったんですが

 

宝島社さんから出版させて頂いてるレシピ本、「syunkonカフェごはん」シリーズ8冊目となる新刊を今製作中で、今年の春に出版します!

 

 

ふーん(興味ないけども)

 

 

という方もいらっしゃると思いますが

 

 

ちょっとそこはホラ(シーッ)(気を使ってみて)←何その提案

 

 

今年もまた本を出させて頂けるなんて、本当にありがたく思います。ブログや本を読んで下さった方のおかげでしかないです。

 

 

本の制作が始まったのは去年の9月。

 

今回、ブログのレシピが載ってる「syunkonカフェごはん7」

 

ではなく、ほぼオール新作の1冊にしたいと考えていて。

 

ゆえに、今までの本でこんなに悩んだことはあっただろうかってぐらいメニューに悩みまくりました。

 

 

新刊のテーマは・・・

 

 

献立

 

 

です。

 

こんだての本です。

 

 

なんで献立をテーマにしたかというと

 

世の中にこんなにたくさん料理本があって、ネットで食材を打ち込めば何千何万ものレシピが観られるのに、まだ「今日何作ろう・・・」と悩むのはなんでやろうと思ったからです。

 

メインがすんなり決まっても、副菜が思いつかないとか

 

気づけばすごいボリュームになっていたり、逆に「あれ?なんかさみしい?」ってなったり

 

これにこれ組み合わせるってどうなん?ってなったり。

 

いや、本来はなんでもいいんです。料亭じゃないねんから献立に決まりなんてないし、チャーハンにチャーハン合わせても別にええがなって話で。(めしめしセット最高)

 

 

でも、食材や味がかぶるとか、メイン1品で力尽きるとか、ちょっとした悩みはあるもんで。

 

肉じゃがにひじきにきんぴらごぼう・・・手間暇かけたのに全部甘辛やないか・・・!とか

 

冷しゃぶにお豆腐にそうめん・・・・全部冷たいね・・・とか

 

カニカマ和えにカニカマ丼にカニカマスープ・・・カニカマまみれーー!とか。ないわ。

 

個人的には一汁一菜でもちろん十分。贅沢言わず毎日同じ副菜でいいし、土井先生ありがとうございます!!って感じなんですが

 

夫がそれに満足してくれない家があったり、3~4品並べて達成感を得たい日もあったり

 

料理の一番の悩みが献立を考えること、という方も多いそうなので

 

パパッと作れて満足感のある献立の本ができたらすごくいいなあと。

 

 

これまでの本にも副菜はめちゃめちゃ載ってるんですが

 

「端から端まで全部作りたくなる」というのに重きをおいているのもあって

 

サラダやおつまみが載っていても、それ自体にお肉や魚が結構多く使われていてボリュームがあり、副菜にするには勿体なかったり、献立として組み合わせにくいこともあったので

 

そこを解消できたらいいなあとも思いました。

 

あと単純に、献立の写真を観るのが好き、っていうのもある。朝ごはんとか献立とか、お盆に載ってて上から眺めてる写真がすごい好き。

 

 

ただ

 

ここが一番難しいところなんですけど

 

買い物事情とか冷蔵庫事情って人それぞれじゃないですか。

 

いくら1つの献立として示されても、その副菜の材料がないから迷うねんっていう。そのために全部買い揃えるわけにはいかないから、他に合うものを探して、結局また迷う。

 

あと料理の腕や台所事情も人それぞれなので

 

タイムテーブルがあって「まずは野菜を切り、メインを火にかけてる間に副菜をレンジでつくり、最後に温め直したら同時に出せて20分!」みたいな同時進行のやつも、焦ってしまってうまく活用できなかったり

 

お鍋を火にかけてる間は動けません(他に浮気だなんて)!という、忠誠心が高い方もいらっしゃると思います。

 

そもそもその献立そのまんま作らない場合は成り立たない。

 

 

もちろんそんなことは当然で、自分なりに工夫してどんな本でもうまく使える方、そもそも参考程度にしか観てない人のほうが多いとは思いますが

 

このあたりの罠をちょっとでも解消できる、今までにない献立の本

 

1品1品作っても大丈夫なぐらい簡単なレシピが載せられたら

 

忙しい毎日の献立決めが、少しだけ楽になるんじゃないかな

 

 

 

 

理想だけはたくさん掲げて意気揚々と考え始めたものの

 

難しすぎて何度も撃沈しながら、どうにかこうにか今に至ります。

 

もう難解なパズルのよう。

 

よし!と思っても気づけば味付けかぶってたり、食材がかぶってたり

 

「『syunkon2』のP●に似たようなものがあります」「syunkon1のP●が同じ組み合わせです」とライターの松田さんから連絡がきたり。(毎回これにひっかかりまくり)

 

最初に決まってた構成を途中でまるまる撤回したりもしましたが

 

やっとメニューはもうすべて出そろい、台割もすべて決まって

 

去年撮影が2回終わり、また今年も続いてます。

カメラマンさんはずっと変わらず松永さん。

 

デザイナーのセンドウダさんに、編集の瀬尾さん、原川さん、Nさん、ライターの松田さん、最終チェックの局長井野さん。

 

この記事で熱く紹介したメンバーです。⇒「syunkonカフェごはん」台湾版のはなし

発売日は4~5月なんで、ちょっとお知らせが早いんですが

 

この後ダダダダッ ダダダッ ダーダーーーー(火曜サスペンス劇場)と原稿に追われてしまって書けなさそうなので、今お伝えしました。

 

 

献立と聞くとちょっと堅苦しいというか、きちっとした印象がありますが

 

そんなことはまったくない、ゆるーーい雰囲気の本です。(グラタンにおにぎりと和風のおかずを合わせるような、自由な献立)

 

たくさんの方の力を借りて

 

いや、借りるというのはおこがましい、私が足を引っ張り、迷惑をおかけしながら、毎日少しずつ作らせて頂いてます。

 

 

本の完成までに、何回か熱い思いを話してしまうかもしれませんが

 

楽しみに待って頂ける方がいたら

 

今年買いたいモノの候補に加えて頂けたら

 

すごくすごくありがたいです!!!

 

 

長文失礼いたしました。

 

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最後に

 

 

実際の最近の朝ごはん

 

もう閲覧注意画像かって言いたくなりますが、新刊の表紙候補です。(売れるか)

 

うそ、お鍋の残りの具があまりまくってるのに無理やり雑炊にしたものです。

 

 

見た目はアレですが味は美味しかったです。最高にえのきが咀嚼を邪魔してた。

 

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