面接は、自分ではなく相手を意識して話しましょう! | マンガ編集者のエディターズ・ハイな日々+をゆる~くお伝え!

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出版業界という愚者の楽園で"なう"を囁いてみる?

皆様こんばんは。
さて本日は、
出版社第三の関門、面接についてお書きしたいと思います。

第二の関門、入社試験&論作文を通過すると
面接の日時が電話もしくは郵送されてきます。
だいたい大手、準大手出版社は郵送、中小出版社は電話が多かった気がします。

面接は、だいたい3回ほどありました。
1次面接が。デスクや編集長クラスの方々。
2次面接が、部長、取締役クラスの方々。
3次面接は、再度取締役の方か、社長だったです。

1次面接は、
大学名、それと部科を聞かれ、志望動機、志望部署、
それに学生時代夢中になったこと、
楽しかった事、辛かったこと、などの基本的な質問と、
時事ネタなんかも聞かれることが多かったです。

2次面接は、
再び志望動機や志望部署、興味のある事、出版社の未来をどう考えるか、
入社して10年後なにをしていたいか、とかを聞かれた覚えがあります。

3次面接は、
三たび、志望動機と会社の印象を聞かれましたが、
終始和やかな感じで話した覚えがあります。

ちなみに私、
出版社を約20社ほど受けましたが、
面接までいけたのは6社……。
あ、書類で2社落とされてましたので、18社中6社……。

実に12社も落ちているという体たらくぶりに
ふがいなさにジッと手を見たものです。

しかも、
面接も6社中3次面接までいけたのは半分の3社。
最終面接を受かったのは2社。
しかし片方の出版社が、次回の面接は食事ですといわれ、
おおっ! 入社内定の前祝い!?
と喜んだのも束の間、
その席で他社も受かったことをぽろっとしゃべってしまったら、
見事に落とされると言うこともありました…。

本当に口は災いの元ですね…。

あ、話が脱線してしまいましたので戻します。

さて、
1次面接は、
繰り返しになりますが、自分をきちっと客観的に見れているか、
それを簡潔かつ明りょうに説明できるか、がポイントになってきます。

せっかくしゃべる事を練習していても、
緊張していると、
思った以上に早口でしゃべってしまい相手にうまく伝わらなかった。

ということがまま起こってきましたので、
気持ちゆっくり大きな声で話すように心がけると
適時なスピードでしゃべれることが多かったです。

また同時に、
話し方や身振り手振りなどの動き方をチェックされるのと
性格や考え方が一緒に仕事をした場合に合うか合わないかをチェックされる
ので、面接前にしっかり鏡で自分の姿をチェックしておく事も忘れないでくださいね!

2次面接は、
1次面接の話に齟齬がないか確認するのと、
将来どういった人材に育ちそうなのかを見られているようです。

将来お金を食いつぶす人材なのか、それともお金を生み出す人材なのか、
行動力、性格、しゃべり方などで
投資価値のある基本値をどれだけ持っているか量られているので、
自分の目指す人物像と成したいこと、をしっかり話せるよう考えておきましょう。

例えば、成したい事が「新しい事業を広げたい」であるならば、
1次面接で自分の性格や行動をどうしゃべったか思い出しながら、

性格が落ち着いていると言った方は、
粘り強く仕事をし、読者に支持されているものを確実に見つけ、
増刊を造り出して、新しい事業を広げて行きたい。

性格が元気だと言った方は、
常に人より早く行動し、最新のトレンドの半歩先をつかむことで、
新しい事業を広げて行きたい。

など自分の今の自己分析の延長線上の未来像を利益を上げますよという
トッピングをまぶしつつ、自分なりの具体的な案(未来像)を伝えるとよいでしょう。

面接官に、自分が会社の未来を背負う姿を
少しでも想像させることができたらしめたものです!

3次面接は、
これはもう、会社のスタンスと合うか合わないか、
の一点を見られている感じでした。

せっかく採用したのに、あわないで辞められると
採用試験に費やしたコストがすべてパーになります。
それを避けるために会社の目指す方向性と合うか否かや
入ってやりたい事などを確認されました。

面接というのは、自分の事だけをしゃべりがちですが、
実は、自分のことをしゃべりつつも相手の事も考えた上での話をしないと
意味がないという事を覚えておいてください。
それを意識しつつ、
1:うちの会社にやりたい事がはっきりとあるか否か、
2:会社のスタンスにあった性格、行動力の片鱗があるか否か、
3:目標にむかって這いつくばってでも努力できるか、
4:仕事をまがりなりにも経済活動として捉えているか否か、
の4つに
きちんとした受け答えをして、
あなたの未来が会社の未来を良くするために役立つというコトを
伝えることができれば、きっといい結果がお手元に届くと思います!

かなりの早足で、
はしょりながら書いてしまいましたが、
これから、編集者になってみたいと思った方々にすこしでも参考になれば幸いです。

自分が目指す、最高の自分に近づくために、
ガンバって頂ければ嬉しく思います!

そして、簡潔、明瞭が一番とか書いておきながら、
文書がとても長くなってしまい申し訳ございません~~!

次回からは、
もと通りに通常の雑記と編集の仕事を紹介してゆきます!