息子の成長~小3編★選択の難しさ | 中2息子★LD・不注意優勢型ADHD~ここまでとこれからの親子奮闘日記

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5年の歳月をかけてやっと息子が何で苦しんでいたのか、何故うまく出来なかったのかがわかってきた今日この頃。

これまでとこれからの親子の奮闘記録日記です。

詳しくはブログ情報の中の「自己紹介」をご覧下さい。

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現在、小3の息子がいます。

今年5月に視覚機能障害を伴う学習障害の疑いがある。。と発覚。

現在は、他の発達障害も含めたトータル診断を受けるために、専門病院の受診予約待ちです。

その息子が今までどう成長し、ここまでたどり着いたのか。
いまは振り返り日記を書いています


前回のブログまでに、息子が今、抱えている困難の理由がよくよくわかったことを書きました。

また前回、あっさりと「目の学校」に通わすことになった、と書きましたが。


決断するまでにたくさんの迷いと葛藤がありました。


まず金銭面。

我が家はごく普通な一般家庭です。
そして、主人と私は共働きです。


公立小学校に通っているので、学費そのものはとてもお安く済んでいますが。


3年になる前にお稽古の見直しをしたところで、

●スイミング
●英会話
●レゴ教室
●バスケットボール

に通っています。

(サッカーもやっていますが、学校とPTA運営の放課後クラブなので、年間の保険料しかかかりません)


そのお月謝で今年は、と計算していたのですが、

さらに目の学校のお月謝をプラスするのはなかなかな出費です。

ならば、他のお稽古をやめさせる?


いやいや、どれも本人が納得するはずがないなとあせる


唯一スイミングだけは、私の意思で続けさせていまして。
(もう5年目になります。)


この時点で、クロールと背泳ぎまでは25m
(半ば無理矢理)クリアしていましたが、

平泳ぎの足で苦戦中でした。
(8月現在も進級できずです)
 

同時期に始めたお友達はみな4泳法マスター済みで、もうやめてしまっているか
続けていてもタイムを縮めるレッスンに進んでいます。


息子は一時期テストに落ち続けることを嫌がるようになり、辞めたいと口にしていましたが。

水そのものは大好きで、テスト以外のレッスン日はとても楽しく通えていました。

学校のプールも大好きです爆笑


せめて平泳ぎまでは頑張ろう!
せっかくここまで続けてきたのだから
ここでやめたらもったいないよ!

平泳ぎがマスター出来ればバタフライはいいよ!

平泳ぎが終わったらやめていいよ!

と約束済みでしたので、今やめさせるわけにはいきませんでした。


完全に私のエゴです。 

私が平泳ぎが全くできないので
今後教えれないし、、と言う思いもありました。



それ以外のお稽古は自分からやりたい!
といって始めたものばかりなので、
軽く話し合いを持ちかけましたが

「いやだ、やめたくない」

で終了汗汗



3年生の1年間は、


本人のしたいことをおもいっきりさせてやろう


と思っていたので、プラス目の学校が増えることを息子に説明するのにも頭を悩ませました。


どこまで本当のことを話すか。

どういう言葉で伝えるか。




後は、視覚機能だけの問題じゃないかもしれない

他の発達障害も含めたトータル診断をしてもらった方がいいはずだ、


と、原始反射や視覚機能障害のことを調べれば調べるほど、その思いが私のなかで強くなりました。


予約しているLDセンターは2箇所とも
3年生のうちに受診できるがどうか。


それまで、何を選択し、どう過ごしていくのか。


もう少し早く受診できる病院を探すことも考えましたが、


私の中で、オプトメトリストがいらっしゃるところで、


少なくとも視覚機能障害に詳しい先生がいらっしゃるところで、


のこだわりが私自身に強かったので、


いくつかの病院にお電話したのですが、該当する病院は他に見つかりませんでした。


ならばLDセンターの受診を待つしかない。


でも、随分先までなにもしないまま過ごすのも勿体ない。


今息子が抱えている困難が、目の学校に通うことで、例え半年先でも、1年先でも、軽減される可能性があるのならば、やらせるしかない。



という結論になりました。


ちなみに、目の学校で訓練する「ビジョントレーニング」は本さえあれば、自宅でも比較的簡単にできます。


以前ブログでご紹介した視覚機能障害について分かりやすく書かれている本にも、トレーニング方法は記載されています。


が、それでなくても、親子学習で今まで息子の自己肯定感を高めてやることが出来なかった私です。


やはり、そこは第三者のプロにお願いした方がいいだろう、とも思いました。


もちろん、旦那ともよくよく話し合った結果です。


では、最後の難関。


息子にどう説明して通わせる方向に本人の気持ちを持っていかせるか。


目の学校に行かせよう

と決めてからまもなく、息子と話し合いをしました。


シンちゃん、この間目の検査したよね?
あれ、どうだった?


「うん、難しかったけど、楽しかったよおねがい


意外によい反応だったので。


あの検査で、シンちゃんが漢字が苦手な理由、少しわかったんだよ!

と言ってみると


「え?何だったの??』


と食いついてきてくれました。


なんかね、シンちゃんの目の見え方がね、
他の人と少しだけ違うんだって。

文字を見るときに、ぼやっとしたりしない?


「うーん、よくわかんない、、、」


そっかー。なんかね、両目でまだ文字が良く見づらいみたいなんだって。

だからね、あそこにしばらく通ったら、文字が見えやすくなるようになるみたいよ?


「え?そうなの?
  じゃぁさ、目の学校いったら、バスケとかサッカーも上手になれる?」


あ!そうだ!
検査を受けさすのに、バスケやサッカーが上手になる方法も教えてもらえるよ!って
言ったな、私あせるあせる


と思い出し


うんうん!そうみたいだよ!
球技も上達する訓練みたいだよ?


と言ったら


「わかったー!じゃ、ボク目の学校行くよ!」


と比較的あっさり納得してくれました。


よかったーえーんえーんえーん

目のこともサラーっと伝えたけど、大丈夫そうかな?と思っていました。


この時点では。


この後、私のこの説明が正しくなかったのでは?と、またまた後悔することになります。



この時点では、たびたび腹痛を訴える、程度の状態でしたが、
息子の様子がどんどん悪い方向に行ってしまいます(泣)