京王杯2歳、アルゼンチン共和国杯、みやこステークス回顧 | あべぴょんのブログ

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 京王杯2歳ステークス

 

1着 ダイヤモンドノット

2着 フクチャンショウ

3着 トワニ

馬場 良

天候晴れ、馬場状態は良。東京開催6週目ということで、そこまで速い馬場ではないが、内外で優劣が付くほど馬場が悪くはなく、良発表で遜色ない状態ではあるが、全体的に少し力のいる馬場という印象。

ペース スロー

前半3Fが35.2、後半3Fが33.7で1.5秒の後傾ラップ。コース形態的にもテンが速くなりやすいコースなので、まあスローでいいかと。

有利 やや前

有利らしい有利はそこまで無い気がします。ペース的にはやや前有利ですが展開的にはどの馬にもチャンスがあったペースだと思うので、”強いて言えば前有利だったね”程度のもんかなと思います。

1着 ダイヤモンドノット

血統が血統なので流石に得意コースといったパフォーマンスでしたね。母母がウィキウィキなので近親にはウリウリ、マカヒキがいる血統で父がストームキャット系のブリモルなので前走よりはパフォーマンスが上がるところで、今回のメンバーは前走より果たして強くなったのかが怪しい感じの相手ではあったので、持ち時計に物を言わせて余裕勝ちでした。ただ、やはり東京巧者の血統ではあるので、今後の競馬で過剰に人気するようなことがあれば軽視してもいいかもしれません。

2着 フクチャンショウ

ここからはどんぐり(の背比べ)かな。それでも直線では長くいい脚を使えていて外からジリジリ詰めていたので、前走は千二ですけどもっと長い距離でも面白そうだなと思いました。

3着 トワニ

この馬はかなり軽視されてましたね。12番人気になるほどの馬ではないと思います。前走のサフラン賞5着は相手が強すぎただけで、0.7秒差ついてますけど決して評価を下げるレースでは無いですよね。同コースの新馬戦もなんか遊びながら走ってますし、このメンバーでは巻き返せる能力は充分にあったかと。

 

 アルゼンチン共和国杯

 

1着 ミステリーウェイ

2着 スティンガーグラス

3着 ディマイザキッド

馬場 良

上に同じ。1Rから小雨が降り続く中でのレースだったけどこのレースからは止んでいるし、時計的にも土曜競馬と違いは無さそうなので。馬場は土曜と同じ認識で良いんじゃないでしょうか。

ペース ややハイ

このレースは奇数百メートルだから前後半を比べることはできないけど、スローペースではなかったね。2コーナーでは逃げ馬が10馬身近くリードを取っていて、向こう正面坂上りからペースを緩めて4コーナーで馬郡をひきつける展開だったけど、ペースとしてはそこまで速度に差はなく行っているのでミドルペースでいいのかなと。まあスタートから坂越えでタフなコースということを踏まえてややハイにしておきますか。

有利 差し

展開的には差し有利ではあると思います。逃げ馬を除いた道中のラップは1.3~1.5秒くらい遅いですが、それでも差し有利なラップだと思います。

1着 ミステリーウェイ

今回は戦前から逃げ馬確定みたいなメンバーで、レースでもスタートから扱くことなく大方の予想通りのマイペースの逃げ。道中では10馬身のリードも下り坂の3コーナーで息を入れ、直線でスタミナ比べに持ち込み優勝。こういうスタミナ自慢の馬が勝つのであればライバルの脚を削る流れにするのがベストですね。自分にある主導権をうまく使ったなと思った内容でした。

2着 スティンガーグラス

この馬にしては良く走っているかなと。血統的には父キズナ、母父ノットフォーセールということで重い馬場の方が得意そうです。前走の稍重の札幌なんてかなり得意なコースだったと思うので、今回はややパフォーマンスが落ちるのかなと思っていましたが走ってきましたね。ただ流れが向いたかなと。この馬も速い脚があるタイプではないので目黒記念のようなラスト5F勝負ではなく、淀みない流れのスタミナ勝負のラップが味方したと思います。

3着 ディマイザキッド

この馬は普通に来ないんじゃないかなと思っていたんですけどね。前走が毎日王冠の速い流れの競馬でまあまあやれてましたし、これまで二四以上を使ったことが無い馬なのでスタミナの面でかなり厳しいんじゃないかなと思っていたんですけど3着まで来ましたか。血統の面では父母父がロベルト系のブライアンズタイムが入っているという所で良い要素はありましたが、人気馬を買う根拠としては薄いもので私は買えなかったですね。レースぶりを見ると東京コースでのパフォーマンスが他と比べて高い印象を受けるのでここでも走れていますが、本質は中距離向きだと思います。

 

◎ボルドグフーシュは11着。直線で見せ場はありましたが、なんかあっさり後退していったので、今は調子良くないのかなと思った。やっぱ脚を溜めて乗った方が良いのか、敗因としてはホントにこれぐらいしかわからん。このレースのレベル、展開で好走出来ないと他ではもう買えなくなるんよな。

 

 みやこステークス

 

1着 ダブルハートボンド

2着○サイモンザナドゥ

3着 ロードクロンヌ

馬場 不良

天候は小雨、馬場は不良での開催。日曜京都は朝から雨が降り続き、1Rではダートは稍重でしたが11Rでは不良まで悪化。馬場状態は水が浮くほどではないにしろ、蹴り上げた砂から水しぶきが上がるほど含水率は高い馬場で、時計は1:47.5のレコードが出ました。内外は優劣ないと思うけど、前に馬がいる位置は水を被る形になるのでかなり厳しいだろうね。

ペース ハイペース

前半4Fが47.0、後半4Fが48.2なので1.2秒の前傾ラップ。1000mからの登坂区間を含まないペース判定なので後傾になりやすいコース形態に於いてはハイペースと言えると思います。

有利 不良馬場適正

有利というか、結局のところ馬場適正がすべてなのかなと。多少は水被りとかあると思うけど差が差なのでね。しかも京都千八という良馬場であればタフなコースの競馬に集まるメンバーってやっぱりこういう時計勝負になるとダメな馬も多いから、なおさら差が付きそうですよね。

1着 ダブルハートボンド

2着馬が最後交わせるかなと思ったけど、しぶとく脚使ったね。血統的には父がキズナ、母父のスモークグラッケンはアメリカダート快速馬、母母父はデピュティミニスターですから、まあ芝でもダートでも良さそうな血統。こういう血統は前走のような地方の土馬場は向かないので、そこで好走できるのであれば中央の砂では力が違ったかなと。前に行ける脚質でもあり水被りせずに行けるとなると間違いなく買いでした。

2着 サイモンザナドゥ

最後に猛然と追い込んできましたがあと少しでしたね。血統的には速い馬場というのは悪そうではなく前走の内容を評価して対抗に選んだんですが、わたしの目論見通りの競馬をしてくれました。この馬は普通に強いと思います。

3着 ロードクロンヌ

この馬の判定が難しいですね。血統は父リオンディーズ、母父ブライアンズタイムということで速い血は無い馬なので、、、シーザリオ?そういえばこの前の10Rではダート千二不良で勝ったのがエピファネイア産駒8番人気35倍のアガシ、8Rのダート千八重ではエピファネイア産駒7番人気21倍ツキノアカリ1着、ということでシーザリオ牝系の意外な狙い目が見えましたね。

 

◎サンデーファンデーは3角辺りで後退し、その後競走中止。これはしゃーないね。