ファンタジーS
1着 フェスティバルヒル
2着 ショウナンカリス
3着 メイショウハッケイ
馬場 良、やや外
土曜京都の芝は稍重からのスタート、午前中は2歳戦のみではあるが千八では1:49.4、二千の新馬戦では2:02.3と時計はかかっている印象。9Rで良に回復したものの、時計としては速いものではなかったが、このファンタジーステークスは1:20.9と2歳牝馬戦としては好時計が出ているので、馬場も回復したのかなと。内外は内回りは内が来ているし外回りは外差しが来れているという所でそこまで馬場の差は無さそうに見えるので、コースでやや外有利かなと。
ペース ややスロー
前半3Fが35.3、後半3Fが34.0なので1.3秒の後傾ラップ。前半ペースが上がりにくいコースということで、そこまで遅い感じはしないのでペースはややスローで。
有利 やや外 速い上がりを使える馬
馬場でやや外。展開としては実力馬が能力を発揮しやすい展開になったのかなと。上がり3Fが33秒台前半が使える馬場、ペースになったので速い上がりを使える馬が有利な競馬でした。
1着 フェスティバルヒル
前走は新潟2歳ステークス3着も、これは展開負けなのでしゃーなし。上がりだけの競馬で3着まで来ていますし、血統的にもミュージアムマイルの下ということで1番人気でしたが、まあ強かったっすね。デムーロの好騎乗もありますが、内をうまく捌いて伸びてきた馬も良いパフォーマンスだったと思います。サートゥルナーリア産駒はこういう競馬が得意なのかなという仮説が私の中で立ったレースでした。ショウヘイも京都と阪神の外回りのパフォーマンスが良いから、今後狙ってみたい血統になりました。少なくても阪神JFではこの馬は印の候補でしょう。
2着 ショウナンカリス
この馬は過去レースは力のいる馬場での競馬ということでこの馬の持ち味が出ていなかったように見えます。ピッチ走法にも見えるので今回の直線で坂の無い、速いレースというのは合っていたのかなと思います。逆に言えば阪神での逆転は考えにくいですね。陣営もそう思っている使い方の気がするから阪神には出てこないか。リアルスティールってかなりのポテンシャル血統だよな。芝ダ問わず、距離問わず。結構、母方の血統や適性を受け継ぎやすい血統なのかな。この馬は母父アメリカンファラオなのでダート、走法的には短距離が良さそうですね。
3着 メイショウハッケイ
前走はりんどう賞2着、重馬場の中のレースだったので適性差で負けた印象でしたが、今回はしっかり走ってきましたね。3着ではありますが、差はほとんど無いようなものなので良いレースだったと思います。今回のコースはダイワメジャー産駒なので悪くはないと思いますが、この馬はノーザン生産馬ではないのでクラシック戦線は厳しいのかなと。ただ、本田優きゅう舎はレーヌミノルで桜花賞勝っているのか、これはまだわからないか。
天皇賞秋
1着 マスカレードボール
2着 ミュージアムマイル
3着○ジャスティンパレス
馬場 良、やや内
馬場は速いと思いますよ。日曜日はなんか変なレースが多くて馬場判定難しいけど、土曜日は12Rで1勝クラス千八で1:44.1が出てるし日曜は遅い時計が多いけど上がりだけなら33秒前半が出ているレースが多いので、馬場としては速い馬場ということで良いんじゃないかと。内外は馬場はフラットに見えるのでコースでやや内。
ペース 超スロー
前半5Fが62.0、後半5Fが56.6なので5.4秒の後傾ラップ。これは文句なしに超スロー判定です。予想隊列は当たっていたけど、、、このペースの逃げでは流石に勝てないっすよ豊さん。
有利 ノーザン生産、軽斤量
馬郡一団の直線でよーいどんの競馬ということで、東京コースということも相まって、こういう競馬になればノーザンファーム生産馬の庭ですね。あとは少しの有利でも結果に顕著に出るレースだったので軽斤量という所でも差はついたのかなと。米ノーザン系が得意な粘るレースでは太刀打ちできなかったですね。
1着 マスカレードボール
私的にはこの馬が1番人気というのは疑いEYEだったのですが、普通に差し切りましたね、これは本物かもしれない。血統的には父ドゥラメンテでは東京コースというところはポジれないところで、母の産駒にはマスクトディーヴァがいるわけですが、牡馬と牝馬じゃ違うだろぉ、ということで、オッズもオッズなので軽視。改めて見てみると、ドゥラメンテ産駒は東京コースの成績良いな。生産者によっても変わってきそうだけど、ノーザン、社台系のドゥラメンテ産駒は買いですね。菊花賞の時のエネルジコでも書きましたがドゥラメンテ産駒がG1を勝つのは血をつなぐためにもウェルカムなので、今後応援していきたい。まあ応援とまた馬券は違いますけどね。
2着 ミュージアムマイル
この馬もパフォーマンスは良かったですけどね、惜しくも2着。直線でちょっと後手を踏みましたかね。4コーナーから直線に入ってくるときに内にこだわりすぎて直線入口で前壁になってるもんな、これがもったいなかったかなと。少しの差が響くレースだったので、これが無ければもう少し前に迫れていたのかなと思います。
3着 ジャスティンパレス
まだまだこの馬はフレッシュですね。3番枠から道中は6番手内の良い位置でレースは運んでいたんですが、この馬も直線で前壁。勝ち馬の後ろになってようやく進路が開いて、そこから伸びて3着という形。これは団野君は悪くないですね。逆に無理に割っていかなかったのが好騎乗と言えますね。焦って割って行っている場合は着外なので、私としてもかなり救われました。
◎エコロヴァルツは11着。まあこういう上がり勝負の競馬になると思っていなかったのでしょうがないですかね。ナイストライということで。