シリウスS
1着 ホウオウルーレット
2着 サイモンザナドゥ
3着 ジューンアオニヨシ
馬場 良
9月も終わるというのに本州はまだ暑そうですね。大阪の最高気温が29.9℃ということで、阪神競馬場も同等の気温にはなったんじゃないでしょうか(他人事)。ダートはパサパサ、内外は無いかな。まあスタートが芝なので若干外有利があるかもだけど、書くほどではないと思います。
ペース M
前半5Fが61.5、後半5Fが63.3なので1.8秒の前傾ラップ。ですが、芝スタートでテンが速くなりやすいコースではあるし、後半3Fでは37.2とそこそこの上がりを使えてはいるのでハイペース判定にはならないかな。ミドルで。
有利 内角直外
展開的には後半3Fが12.2-12.1-12,9ということで、4コーナーでペースが落ちなかったので、外を回して上がっていこうとする馬はここで脚を使わされた展開になったのかなと。コーナーは内、直線は外という中京的な立ち回りが要求されたレースのように見えました。
1着 ホウオウルーレット
これは岩田父を称えざるを得ない。乗り方は決まっている馬ではあったけど、向こう正面あたりでもう手ごたえは良さそうだから枠なりに外から上がっていく選択肢もあったとは思うんだけど、3角手前で最内に潜り込んで直線に賭ける競馬、これがうまくハマったよね。戦績見ると、この馬とは手が合ってそうだし、芝ダ問わずイン攻めはやっぱうまいなと思いますね。
2着 サイモンザナドゥ
この馬は普通に強い競馬をしていたんじゃないかな。ハンデで斤量が前走から3kg減った55kgで走れているのはありますが、道中は砂を被りながら3コーナーでは4頭分外の追走を考えると強い内容で、勝負所で外に被されたり前が落ちてきてブレーキを踏んだりとスムーズな競馬ではなかったので、この内容は評価していいんじゃないかなと思います。
3着 ジューンアオニヨシ
条件戦は芝で勝ち上がり、前走は芝レースだがダートはこれが5戦目になる。過去に同コースの仁川Sで5着、このレースは道中13秒台が無い、淀みないラップの4番手外での追走で展開的には厳しい競馬ではありました。これに比べると今回は早々に先頭に立ち、コーナーから直線にかけては内を進んで、ペース的にも楽な競馬だったので好走出来たかなと。ただ正直、強い馬だったら勝てるレース展開ではあると思うので評価は控えめかな。
スプリンターズS
1着 ウインカーネリアン
2着 ジューンブレア
3着 ナムラクレア
馬場 良、超内
馬場は良。土曜日のレースを見てる感じだと6秒台が出るんじゃないかなと思っていたけど、このペースで出るんだったら馬場はかなり良かったのかなと思う。内外では2Rの千二は内差しが決まって1着、他のレースでも内の優位性の高さが目立った。コースでも内有利なので超内。
ペース 超S
前半3F33.7、後半3F33.2で0.5秒の後傾ラップ。前半に下り坂、後半に登坂があるコースにつき、スローで異論ないでしょう。超スローでも良いくらいか。過去10年では今回の1:06.9は最速タイムになっていて、去年のハイペース競馬より速いタイム。それが後傾ラップで出るというのが意味わからんのよな。超スローで。
有利 超前、内枠
こうなると後ろの馬はどうしたって無理。前が有利なのは大前提だけど、ダノンマッキンリーが人気ない中、直線で内から伸びてきているのでやはり内枠も有利。
1着 ウインカーネリアン
予想の方のブログで可能性の話はしたけど、こんなに楽に前付けできると思わなんだ。内から逃げる馬がいなかったからジューンブレアがハナ、その外のルガルは出負けしたからウインカーネリアンが番手追走というベスポジに入れたのは大きかったかなと。外から被せた影響で3番手以降が若干ブレーキを踏んだのでスムーズさが失われて直線で失速。前2頭はスローの流れでスムーズに進行して、直線は追い比べの形になり勝負根性で加速というレースだったので、展開的にはかなり有利だったかなと思います。三浦皇成はG1初制覇というのは意外だった。最近は札幌来てないけど、夏を札幌で過ごしている時期もあったからまた札幌に滞在してほしいね。
2着 ジューンブレア
この馬は主導権を握って優位に競馬を進めていただけに惜しい競馬でしたね。勝ち馬に漁夫の利を与えてしまったレースだったのかなと。内容については上に書いたのでここでは書きませんが、G1を勝てるだけの能力は足りていると感じました。
3着 ナムラクレア
この馬は改めて強いなあと思いました。スタートが速い馬ではないので今回も後方10番手あたりの追走。コーナーでは内を回ったものの前に馬がいる形なので捌きがいる展開、しかも外から被せてきた馬もいたので追い出しが遅くなったのにもかかわらず、上がりは最速の32.7で3着というのは強いっすね。この馬は2歳からずっと短距離戦の一線級で活躍してきた馬ですが、この内容のレースをこの時期にできるというのはすごいですね。
◎ママコチャは6着同着。速い上がりが必要な競馬ではこの馬の持ち味は出ませんでした。
今週の重賞2レースで思ったけど、高配当レースを獲るには重心の裏を突かないと取れないんだなと思ったね。来週からそこを意識して予想していこうかなと思います。最近本命に寄っていたからね。