ヴァンゴッホ
戦績は11戦2勝。アメリカ産馬で血統もダート色が強そうですが、欧州の芝で走った馬。G1を勝っている馬ですが賞金が低いレースなので、戦績でこれと言って特筆するものが無く、まあ愛2000ギニー3着くらいですかね。競走は3歳6月の愛ダービーが最後になっているので戦績的に評価できるものではない印象です。
血統は父がアメリカンファラオということで、日本ではカフェファラオやダノンファラオが代表産駒です。戦績はケンタッキーダービーやベルモントS含む、G18勝。父の産駒の活躍馬はダートでの活躍が目立っている血統です。
母はイマジン。サドラーズウェルズの子供であり、自身は愛1000ギニー、英オークスを勝った馬です。兄弟にはG1を3勝したジェネラスと”武幸四郎初勝利が重賞マイラーズカップ”でおなじみのオースミタイクーンがいます。
血統のポテンシャルはあるのかなあという印象はあります。父の血統も日本では成功している部類ではあると思うし、牝系も欧州の芝G1馬が複数いるファミリーなので魅力はある。芝ダは不問。仕上がりが早いので2歳から活躍できないと厳しいかな。レースでのムラあり。種付け料は2022世代は200万円。同じ金額でゴールドシップやスワーヴリチャードが付けれます。こう見るとかなり高く見えるし人気も落ちそうだから、種付け料で見ると逆風かな。
正直あまりわからない。よく言えば守備範囲が広い、悪く言えば器用貧乏な印象なので、わかりやすくスタミナモリモリにしました。オルフェだったら芝もダートもいけるし、日本の血統が苦しいところを勝てる血統が良いかなと思いました。