先週までの結果
札幌2歳ステークスでロスパレドネスが5着。展開的には時計が出ない最終週の洋芝でスローの中での後方追走とかなり厳しかったですが、最後は脚を伸ばしての5着。これはそんなに悪い内容ではなかったかなと。ただ3コーナーからの勝負どころではちょっとズブいところは見られたので、今後そこをどうしていくのかは注目したい。
今週のPOG
9月13日
中山芝1600m
△モルニケ
父インディチャンプの牝馬。母アビラはエルムS勝ちのジュベルムーサや京成杯AH勝ちのカテドラルを輩出。母父はロックオブジブラルタル。短いところを好みそうな血統ではあるが、完成が遅い血統でもあるのでそこがどうか。
中山芝2000m
△レイヒストリコ
父レイデオロの牡馬。母母母のベガは牝馬2冠馬、母母のヒストリックスターは産駒に桜花賞馬ハープスターがいる牝系で母父はネオユニヴァースという血統。しかし最近は活躍が無いので、かなり両極端な血統でもあるか。血統構成でも父がレイデオロということで速い血統ではないので、厳しいんじゃないかなと思っています。
▲キョンチャン
父バゴの牝馬。母父クロフネなのでクロノジェネシスに近い血統構成です。個人的にバゴは馬券的に狙いやすくて好きなので気になりました。兄弟は勝利無しですが、近親には短距離重賞5勝のダイアトニックがいました。
9月14日
中山芝1800m
P指シュガーシャック
父リアルスティールの牡馬。仏オークス馬カーリナの牝系で、母母母のスターミーは天春2着のカレンミロティック、母母ヒカルアマランサスはギモーヴやホウオウアマゾン母であり、近親にはクレーキングもいる、非常にポテンシャルと勢いもある牝系。リアルスティール産駒はフォーエバーヤング、レーベンスティールと牡馬の活躍が目立つ父で、母父ワークフォースというのも当たり障りはないかなと。ちょっと最近指名してなかったのでここで一発入れておきます。
阪神芝2000m
▲ブルースカイブルー
父ハービンジャーの牡馬。母父ハーツクライ、母母がピラミマなのでスワーヴリチャードの全姉になります。血統的には悪くはないよな。母方でスタミナは確保できているから父でスピードを足す構成。だけど、牡馬だとこの欧州指向のスピードが合わないですよね。中山にしても東京にしても。阪神は合うのでここは好勝負出来そうです。
P指ジャスティンルマン
父スワーヴリチャード牡馬。血統の見栄えは良いですよね。母方の血統はニニスキ、レインボウクエスト、イルーシヴシティ、フランケルときていて大雑把には速い血統なので、スワーヴリチャードとの配合は能力補完が出来ているのかなと。父スワーヴリチャードの点では、母父ハービンジャーが結果を出していて、フランケルも同じようなものなので良いと思います。これくらいの血統馬が出走してくれれば指名するんだよって。
9月15日
阪神芝1600m
▲ディヴァインボンド
父キズナの牝馬。母父ドバウィは欧州では最強の血統の一つですが、日本では目立った活躍無し。でもキズナの牝馬ならワンチャンあり。
中山芝1600m
△プルヴォワール
父ダビルシムの牝馬。フランス産馬。ダビルシムはハットトリックの産駒でフランス生産馬。千二と千四のG1で優勝している馬で、2011年カルティエ賞最優秀2歳牡馬を受賞しています。母方はノーザンダンサー系の速い血統です。わからないんでとりあえず見てみましょう。
△ドナシュネル
父がウートンバセットの牝馬。アメリカ産馬。ウートンバセットはイフラージの系統で短距離血統です。母方はガリレオ、スキャットダディとわかりやすいですね。距離的にはマイル以下なような感じで芝でも問題は無さそうなので、日本でどれだけやれますか。
▲セイウンプーハ
父キタサンブラックの牝馬。母父はソルジャーホロウということで、これが牡馬であれば血統的にはかなり魅力的だったから、ちょっと惜しい感じがある。
今週で2頭の指名が出来て、枠があと1枠になったのでちょっと吟味する余裕も出てきたな。