２１日（日）は、今年新たに始まった「ＡＳＡＧＯ大学」の特別ゲスト講演会に行ってきました！
「ＡＳＡＧＯ大学」は、朝来市の地域産業・地域経済の
「未来を作り、未来を学び、未来を創る場」として、
今年開校されたそうです。
私も地元に根ざした活動をしたいと思い、今回初参加してみました
まずは分科会（前回あったそうです。）の発表会。
「観光ビジネス」「資源活用ビジネス」など、
この朝来市にどんな魅力や資源があるのだろう？
それをどのように情報発信していったらいいのだろう？
等、グループごとに話し合った報告がありました。
そして、いよいよ、特別ゲストによる講演会！
豊岡市にある「NAKATA HANGER」
（中田ハンガーの中田工芸株式会社）
社長 中田孝一さん！
講演テーマは「ブランディング考」。
中田工芸（株）は、創業６９年！
ユーザーのニーズに応える付加価値をつけた、
手作りの木製ハンガーの会社は、
日本唯一なのだそう・・・
職人の高い技術と優れたデザインで、
アパレルメーカーから高い評価を受け、
百貨店や数多くの有名ブランドと取引し、
近年は個人用販売（公式ＨＰ、楽天、アマゾン）も伸びてきているそうです。
東京青山の一等地に、ショールームを設け（しかも知り合いのご縁から！）
周囲にアパレル店も多く、「ハンガー専門店」としての地位を確立しているそうです！
でもバブル崩壊後の辛い時期もあったようで、
「ブランド名をつけよう！」
「わが社の強みは何だろう？」
「何が提供できるのだろう？」
と考え、
最初は顧客のニーズに細かく応えて、「多種多様」が大事だと思っていたけれど、
実際には「絞り込み」こそがブランド化への鍵だった！
というお話など、
「顧客の絞り込み」の必要性を身にしみて感じました。
（私の活動においても、学びになることが沢山ありました！）
ターゲットに伝わるように「物語（ストーリー）」をつけ、
職人技、地域、自社の歴史などを折り混ぜて、
印象に残る物語を作ること。
そして、「顧客メリット」を考え、
「洋服が型崩れしないハンガー」
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「服（福）掛け」
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縁起のいいものとして、結婚式の引き出物や会社の記念品に！
「洋服を大切にするハンガー」
↓ ↓
「洋服をメンテナンスする」
↓ ↓
「ハンガーは、洋服が帰る場所」として、
パンフレットの裏にも載せておられる言葉が、こちら。
「人に帰る家があるように
洋服にも帰る場所があります。
季節の移ろいとともに
心を躍らせてくれる大切な洋服。
木のぬくもりを感じながら
次の出番をここで待っています。」
とっても素敵なキャッチフレーズだな～と、
感激しました
顧客を絞り込むこと、
物語をつけること、
様々なアイデアが本当に素晴らしくて、
心に響くお話がいっぱいでした。
中田社長さま、本当に、ありがとうございました！！
