「早く早く~!もうっ、間に合わなくなっちゃうよ~!」と
私がつい声を荒げてしまうと、
娘(年長)が
「ママ、怒らないで~
ママが1回でも怒ったら、
私、ママのこと、嫌いになっちゃうよ~!」
え?1回でも怒っちゃダメ(笑)
私「でもママは、いつでも○○ちゃんが大好きだよ~」
と、ぎゅっと抱っこすると、
娘「ママ~、くるしい~」
と言いつつ、嬉しそうなんですよね
子供って、まだまだ言葉が未熟だから、
思っていること・伝えたい事を
上手く言葉にすることができません。
親が叱ったら、子供は
「ママ(パパ)きらい」
なんて言うかもしれませんが、
本当は「ママ(パパ)のこと、本当は大好きだけど、今だけ嫌い!
怒った顔のママ(パパ)は嫌い
だから、怒らないで欲しいよ~
いつも笑っていて欲しいよ~。」
という思いが、「嫌い」の言葉の裏に隠れているのだと、私は思います
子供は、お父さん・お母さんのことが大好きです
子供は、お父さん・お母さんの「笑った顔」が大好きです
子供は、お父さん・お母さんの「優しい声」が大好きです
子供は、お父さん・お母さんと「スキンシップ」するのが大好きです
「嫌い」という表面だけの言葉に惑わされずに、
ぜひ、言葉だけでは上手く言えない、心の中の思いを汲み取ってあげて下さいね
娘はこうも言います。
「おばあちゃんが死んじゃったら、嫌だよね~」
祖父母は元気に過ごしているし、
私は、気軽に「死ぬ」なんて言って欲しくないので、
一瞬、「え」と思ったのですが、
娘は続けて、こう言いました。
娘「おばあちゃん、100歳まで生きるかな~。
死んじゃったら、嫌だよね~悲しいよね・・・。
ママも私も、100歳まで生きる?
100歳って、まだまだだよね?
まだまだ、大丈夫だよね?」
娘は、大好きな家族が急に居なくなったら嫌だ・・・って、
不安になっちゃっただけだったんですね
だから、「大丈夫だよ
ママもおばあちゃんも、みんな、
ずーっと元気で100歳まで生きるよ~」
と、ぎゅっと抱っこして、安心させてあげました
子供の、言葉足らずの裏にある想い、
大切にしてあげたいですね
そんな娘が大好きな絵本。
「ママがおこるとかなしいの」
子供の心の奥底にある、本当の気持ちに気づくヒントが隠されています
友達とけんかしてしまったメグちゃん。
お母さんもお兄ちゃんも、めぐちゃんの気持ちとは違うことを言います。
でも、おばあちゃんが、メグちゃんの心にピッタリの言葉を言ってくれて・・・。
心温まるお話です
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