さて、閏年だといってもただでさえ少ない日数に祝日2日を含む2月ですが、先月のコロナ騒動で積み残しを引き継いだまま次年度に向けたあれやこれやで大忙しの仕事に加え、嫁さんの実家への帰省、1月に子どもたちの中で唯一体調を崩さなかった末娘の体調不良もあってあっという間の2月でしたね。何とか月末には概ねのミッションが完了したのでひと段落…ではありましたが、もうそろそろ新年度の足音も聞こえ再び忙しくなりそうなので戦々恐々の今日この頃です。
まあそんな状況ではありましたが、2月は何とか週一のゲーム会を確保、軽めなタイトルが多かったのですが年間で見ても上位に来そうなくらい面白いタイトルが多くて充実していたと思いますね。
そんな近況はともかくとして、2月の購入ゲームの紹介ですが前月から大幅減…とはなりませんでしたが減とはなったので、今月もはしょりなしの紹介です。とりあえず、久方ぶりのライナー先生枠からです。
☆ゴールド
○概要
作者:ライナークニッツィア
対象年齢:6歳以上
対象人数:2-5人
標準時間:15分程度
鉱山での金鉱堀をテーマにしたタイトルで、より多くの金鉱を集めるメモリー系のゲームになるようです。仕組み的には神経衰弱のように2つのカードをめくるのですが、めくったカードの組み合わせによって色々と起きるみたい。とりあえず、予想以上にコンパクトで通常の小箱の1/4くらいしかない缶ケースに収まってるところがすごいです。
☆マラブンタ
○概要
作者:ライナークニッツィア
対象年齢:10歳以上
対象人数:2人
標準時間:30分程度
蟻の部族を率いて領地を広げ食料を集めるという対戦系のゲームで、振ったダイスを分配してアクションを行って陣取りをしていく仕組みが特徴みたいです。ロール&ライトをこういう形で使うのはあまり見かけないですがなかなか面白そうですが、タイトルの「マラブンタ」ってどういう意味なんでしょうね。
続いては「軽量級枠(60分くらいまでですが、この辺の基準は管理人の適当です)」です。
☆クルーバージュ
○概要
作者:モトハシトモキ
対象年齢:- -
対象人数:1-4人
標準時間:20分程度
12月のゲムマ秋の新作で、殺人事件の調査を行い犯人を推理していくというタイプのカードゲームのようです。ゲムマが終わると新作のプレイ情報が出て、事前に情報を集めてほしいなあと思っていたもの以外も次々と良さそうなタイトルが出てくるのでなかなか自分の中のゲムマが終わったようで終わりませんが、今のところ多分本作で最後かな。
☆機動戦士Zガンダムカードゲーム
○概要
作者:岡田厚利&THQ
対象年齢:- -
対象人数:2-6人
標準時間:- -
タイトル通り機動戦士Zガンダムをテーマにしたカードゲームで、アニメに登場する戦艦たちで艦隊を組みMSやパイロットを配備して戦いに勝利することを目指すゲームのようです。アニメの知名度の割に本作の情報が全くというレベルで見当たらないという…ちなみに、某駿〇屋さんの表示では「戦略カードゲーム」になっていましたが届いてみると「戦闘カードゲーム」になっていたりと、とりあえずどんなゲームかのプレイが興味深いです。
☆トリテリア
○概要
作者:池田勝
対象年齢:10歳以上
対象人数:1-4人
標準時間:45分程度
都市開発を請け負い発展に貢献することを目指すボードゲームのようです。タイトルに含まれているようにトリックテイキングでボード上にコマを配置して、マジョリティでエリアの支配を競うタイプみたいですがコマを積み重ねて高さも勝敗に影響するのが面白そうですね。
☆ゴンザーガ
○概要
作者:GuglielmoDuccoli
対象年齢:8歳以上
対象人数:2-4人
標準時間:45分程度
あまり見かけないタイトルだと思ってBGGを見てみるとヨーロッパの地図上にいくつかのへクスを連結させたパーツを配置して陣取りしていくような豪華な見た目に興味を持ってポチポチと。カードで配置するコマを指定するアブストラクトっぽい雰囲気を持っていますが、実際にはどうなんでしょうね。
☆アクア
○概要
作者:DanHalstad&TristanHalstad
対象年齢:8歳以上
対象人数:1-4人
標準時間:30-45分程度
海洋の生態系をテーマにしたボードゲームで、サンゴ礁を育てて様々な海洋生物を集めていくタイル配置系になるそうです。へクスのタイルといい、一定の形に組み合わせてその上に動物をおいていくところといい初見では「キャリコ(「自宅会480 前半」を参照。)」のテーマ違いかと思いましたが、デザイナーさんも違うのでどんなゲームかは楽しみですね。
続いては「中量級枠(60-90分くらいまで)」です。
☆ヒート
○概要
作者:AsgerHardingGranerud&DanielSkjoldPedersen
対象年齢:10歳以上
対象人数:1-6人
標準時間:60分程度
BGG第44位(R6.2.29現在)という堂々たる評価の割にネット上では意外と賛否両論見かける(ような気がする)レースゲームをテーマにしたデッキ構築系のようです。「エルドラド(「自宅ゲーム会91 後半」を参照。)」など、レースとデッキ構築の相性は良さそうですがヒートはエルドラドに比べるとコースの変化が少なそうですがどんな仕組みになっているかが楽しみですね。
最後は「重量級枠(120分超&ウォーゲーム)」です。
☆ドッガーランド
○概要
作者:LaurentGuilbert&JérômeDanielSnowrchoff
対象年齢:14歳以上
対象人数:1-4人
標準時間:一人当たり30分程度
原始時代における部族の生き残りと発展を目指すワーカープレイスメント系のボードゲームになるようです。テンデイズゲームズさんで少部数の取り扱いをされるとのことで、テーマや見た目から購入したタイトルです。少数とか限定とかに弱い人間ですw
☆ギャラクシーハンターズ
○概要
作者:Daniel lves
対象年齢:14歳以上
対象人数:2-4人
標準時間:一人当たり30分程度
メックのミニチュアをはじめとした豪華なコンポーネントが目を引きますが、メックを操る傭兵となって宇宙に出現するミュータントたちの撃破を目指すボードゲーム用です。基本システムはワーカープレイスメントのようですが、ミュータント撃破の報奨でメックやパイロットの強化などを行える仕組みは面白そうですね。
☆タバヌシ
○概要
作者:DavidSpada&DanieleTascini
対象年齢:14歳以上
対象人数:1-4人
標準時間:120分程度
古代メソポタミア文明の中心地ウルに大都市を建設することを目指すボードゲームのようです。お互いが誰と組もうとも複雑そうなゲームを作るという印象の「ツォルキン(「自宅ゲーム会20 初日」を参照。)」コンビの片割れ氏ということで見た目からしてなかなか複雑そうなゲームですね。それにしても今見ると「ツォルキン」や「マルコポーロの旅路(「自宅ゲーム会11 前半」を参照。)」が見易くみえるくらい年々複雑さが増しているような…
☆兵馬俑
○概要
作者:PrzemysławFornal&AdamKwapiński
対象年齢:14歳以上
対象人数:2-4人
標準時間:90-120分程度
亡くなった秦の始皇帝の広大な陵墓に収める兵馬俑の職人となり、多くの兵馬俑を制作して名声を集めていくゲームのようですね。複数のサークルが組み合わさったアクションスペースや、兵馬俑が立ち並ぶスペースなど凝ったギミックになっていて複雑そうですが面白そうですね。
☆メディーバル
○概要
作者:RichardH.Berg&RalphShelton
対象年齢:14歳以上
対象人数:2-6人
標準時間:一人当たり25分程度
中世ヨーロッパを舞台に、他勢力と争いつつ疾病やモンゴルの襲来などを切り抜けて繁栄を目指すマルチ系になるようです。初版のGMT版はヨーロッパのマップがカードになっておりプレイし難そうでしたが今回入手したのはマップがきちんとしておりプレイはし易そうです。
☆EYLAU 1807
○概要
作者:UweWalentin
対象年齢:14歳以上
対象人数:2人
標準時間:180分程度
イエナ・アウエルシュタットに勝利したナポレオン率いるフランス軍とロシア軍がプロイセン国内で激突したアイラ宇の戦いをテーマにしたウォーゲームのようです。いくつかのシナリオに分かれているとはいえカウンターシート10枚というなかなかのビッグゲームですが、シナリオを1プレイする難易度としてはそれほどでもないみたいで、チットドリブンを使った仕組みも面白そうです。一応、バトルオブナポレオンというシリーズの1作目になるらしく、第二作目はワーテルロー直前のカトル・ブラがテーマのようですね。
☆タンククラッシュ
○概要
作者:LimMingLiang
対象年齢:14歳以上
対象人数:2人
標準時間:60分程度
第二次世界大戦時の独米による戦車戦がテーマのようですが、デフォルメされた箱絵からして普通のウォーゲームよりもカジュアルな雰囲気を出しているように、見た目通りプレイアビリティが良さそうなウォーゲームです。ちなみに、両軍3種類の戦車が登場するようですが、ドイツ軍は4号戦車、ティーガーに加えて最後のひとつがマーダーⅢなのは何故(パンターではないのは)なんでしょうね?
☆ロンメルがゴーグルを拾うとき(バンザイマガジン第20号付録)
○概要
作者:和栗南華
対象年齢:12歳以上
対象人数:2人
標準時間:120分程度
第二次世界大戦における北アフリカ戦線、初期のイタリア軍に対するイギリス軍の攻勢となったコンパス作戦からロンメル率いるドイツアフリカ軍団による反撃を取り扱ったウォーゲームのようです。同じくバンザイマガジン14号の付録であった「続・八甲田山(「自宅会450 前」を参照。)」のデザイナー氏のタイトルで、そちらが非常に面白かったこともありプレイが楽しみなタイトルですね。
☆モントゴメリーの憂鬱(ゲームジャーナル第90号付録)
○概要
作者:ふーらー中村
対象年齢:- -
対象人数:1人
標準時間:120-180分程度
第二次世界大戦後期の西部戦線における連合軍が計画したマーケットガーデン作戦をテーマにしたウォーゲームで、ゲームジャーナル初のソロ専用ゲーム「孤高の信長:一五七〇(「番外13」を参照。)」に続く第二弾となるようです。前作が非常にプレイし易く面白いタイトルだったので、続く本作も期待のタイトルです。
以上が2月に購入したゲームとなります。先月に比べると重量級が増えたかなという結果でしたね。いよいよ年度末となる3月に突入で色々とどうなることやらという感じではありますが、とりあえず購入に関しては新年2カ月めでこの調子なのでさすがにもう少し減らすよう努力しますw