自宅ゲーム会538 中盤② メトロポリィス | とりあえず日々ボードゲーム

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日本の片隅、島根県の浜田市で日々ボードゲームにはまっている管理人が、とりあえずボードゲームについて色々と書いていく(予定)のブログです。

令和6年2月3日

 

 引き続き3人でのゲーム会です。

 

☆メトロポリィス

○概要

作者:SébastienPauchon

対象年齢:8歳以上

対象人数:2-4人

標準時間:30-60分程度

 

 メトロポリスへの発展過程にある都市において、建物の建設を通して街の発展の貢献を競うゲームのようです。

 

①ゲーム開始時に目標となるエリアが描かれたカードを配布します。

②スタートプレイヤーが任意の建物コマをまだ建物が建設されていないエリアに配置します。

③続くプレイヤーは、パスをしてその入札を抜けるか、そこに隣接するエリアにより価値の高いビルを配置します。

④これらを1人を除いて全員が入札から抜けるまで繰り返し、最後に残ったプレイヤーが配置した最後のビルを建設します。

⑤建設エリアにトークンがあればビルを建設したプレイヤーが獲得します。

⑥入札時、隣接するエリアにビルが建てられなければその時点で建設が確定します。

⑦これらを繰り返し、いずれかのプレイヤーが全ての建物を建設した時点でゲームは終了です。獲得したトークンや目標カードなどから得点を計算し、最も多くの得点を獲得したプレイヤーの勝利となります。

 

〇プレイ経過

 赤が管理人、やまが白、まさが青でゲーム開始時の様子です。今回は3人で1区画使用しないため関係ないビルコマで先に区画をふさいでいます。

 なお、ゲームモードで目標カードが少なく条件も簡易なファミリーと、目標カードが2枚になり条件も複雑化、区画ごとのビルの高さでも競い合うエキスパートの2つのモードがありますが、今回はファミリーモードでプレイしています。

 

 最初の入札の様子ですが、盤面奥から始まり最終的には中央区画手前側での建設になっています。

 これ以降の写真は撮り忘れていたので… 

 

 一気にゲーム終了時の様子です。マップ端に隣接するエリアが目標の管理人は序盤は積極的にビルを建てず、2人が大きな数字を使った後の中盤から盤面右側へ上手く展開していきましたが、後半に入り中央が競りの対象になることが多く失速してしまいます。最終的に管理人が全てのビルを建て切ったことでゲーム終了となったものの、得点エリア数で及ばず更には遺跡の減点も響いて最下位に終わってしまいます。1位はまさとの接戦を得点エリア1つの差で逃げ切ったやまという結果でした。

 

〇評価

 メトロポリス建設をテーマに、盤面にポコポコとビルが建設されていく見た目が印象に残るボードゲームです。

 メインシステムはビルの建設エリアを競ることによる競り&その結果による陣取りとなりますが、よくあるラウンドごとに1つのエリアに入札するのではなく、数字の描かれたビルを最高額のビルの隣接エリアに配置していくことで競うという仕組みが非常に特徴的な要素となっています。これにより通常スタートプレイヤーが最初に入札したエリアに建設されることはなく、そこから伸びていった先にビルが建設されることになるため、最終的にどこのエリアでの建設を狙うかというのを踏まえた入札というのが考えどころとなっています。加えて、孤立したエリアを作ると隣接エリアがないため競争が起きず、結果低価格で落札が行えることになるため活用できるようにどこを押さえていくかというのを判断していく必要があります。

 また、ビルを建てると単純に得点になるかというとそうでもないのが面白いところで、そのエリアに配置されているトークンのボーナスというのはありますが、目標カードによって得点が決まってくるためプレイヤーによって重要なエリアというのには傾斜がついてきます。上記の入札の仕組みとも絡みますが、相手がどのエリアを必要としているか、この辺りの駆け引きも悩ましいところだと思います。

 大きく気になったというところはなく、この特徴的な競りの仕組みがとても面白く、評判の良さも納得といえたタイトルでした。

 

 

 続きます。

 

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