自宅ゲーム会499 中盤 花の三国志 他 | とりあえず日々ボードゲーム

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日本の片隅、島根県の浜田市で日々ボードゲームにはまっている管理人が、とりあえずボードゲームについて色々と書いていく(予定)のブログです。

令和5年6月5日

 

 バトルマスターが思ったよりも早く終わり片付けたところで時間が余っていたので、残り時間で手軽なタイトルを立て続けにプレイしています。

 

☆エラロト

○概要

「他家会20」を参照。

 

〇プレイ経過

 まずは先日オッタ側をプレイし、オッタ側が勝てるの?とおもったこちらを検証がてら再戦します。

 

 前回は不用意に距離を詰めて遠距離攻撃をくらってしまったので、遠距離攻撃を食らわないくらわないよう距離を測りつつ、機動力上昇、建物破壊攻撃射程延長の能力をとって堅実に攻め込みます。

 

 終盤まで優勢に進めておりもう少しというところまで追い詰めていましたが、最後の一体にちょっとした隙間をすり抜けられてしまい、追いつけないことが分かったので投了します。前回よりも善戦しましたが、今回も敗北という結果でした。

 

 

☆花の三国志

○概要

作者:かぶきけんいち

対象年齢:8歳以上

対象人数:2-4人

標準時間:20分程度

 

 花札の花合わせのシステムに三国志の武将たちをフレーバーを合わせたカードゲームです。

 

①手番になると手札を1枚プレイし、場のカードとスートが一致していれば両方を獲得し、一致したスートがなければ場に残します。

②続いて山札からカードをめくり、同様に一致すれば獲得、なければ場に残すという手順を行います。

③これらを手番順に繰り返し、山札がなくなるとゲームは終了です。獲得したカードから得点を計算し、最も大きな得点を獲得したプレイヤーの勝利となります。

 

〇プレイ経過

 ゲーム開始時の様子です。それぞれのカードには左上にスートが描かれており、これを合わせることで獲得が出来ますが、得点としてはカードの色に応じて計算がされます。

 

 画像は2戦目ですが、初戦、2戦目と上手くカードを集めたちいに敗北という結果でした。

 

〇評価

 手札のプレイ、山札からの公開を行って場と同じスートのカードを出すと獲得できるという花札の花合わせをベースにしたタイトルです。得点形式がスマートになった&カードにも書かれているのでプレイアビリティは良好で、どのカードを集めていくかを悩みながらシンプルに楽しめます。手札からだけでなく山札からのめくり運もあり、そのままならなさも悩ましいところかな。  

 三国志というフレーバーは三国志が好きな自分などはいいと思いますが、この辺りは多少好き嫌いがあるかもしれません。とはいえ、非常に手軽に楽しめるカードゲームとして面白いものになっていると思います。

 

 

☆ナイトメアハンター

○概要

作者:鈴木銀一郎

対象年齢:- -

対象人数:2-6人

標準時間:20-30分程度

 

 人々の夢の中に入り込み精神を食い荒らす化け物「夢魔」とそれらから人々を守るナイトメアハンターの戦いをテーマにしたカードゲームです。

 

①ゲーム開始時にキャラクターカードを配布します。

②手番になると山札からカードを引きます。

③手札からカードを1枚プレイし、夢魔カードであれば場のいずれかの場所へ配置し、その他のカードはそれぞれ記載の効果を処理します。

④山札からカードを引いた際に事件発生となるか、場のすべての場所が夢魔カードで埋まっていると戦闘が発生します。

⑤戦闘は手番プレイヤーから順番に行き先を決定し、向かった先で夢魔とキャラクターの1対1の組み合わせを作ってそれぞれキャラクターがダイスで撃破の判定を行います。

⑥キャラクターや夢魔の能力は場所が現実か夢かによって異なります。

⑦撃破に成功すると得点となりますが、失敗するとそのキャラクターを失ってしまいます。

⑧これらを繰り返し、山札が全てなくなった時点で最後の事件が発生し、その後最も多くの夢魔を撃破したプレイヤーの勝利となります。

 

〇プレイ経過

 ゲーム開始時の様子です。中央に並んでいるのが場所で、明るい面だと現実、暗い面だと夢ということになります。

 

 配置された夢魔の撃退を狙いますが、管理人、ちいともに出目が振るわず徐々にメンバーが減っていきます。山札からキャラクターを引くと増やすこともできるのですが、今回は引かれることなく…

 

 結局管理人、ちいともにメンバーが全滅となったことでゲーム終了で、勝者なしという結果でした。

 

〇評価

 ナイトメアハンターとなって街中に出没し人々の夢を襲撃する夢魔を退治していくカードゲームです。

 事件が発生すると各地へ赴き夢魔との戦いとなりますが、その場が現実か夢かによって夢魔やキャラの能力が異なるのが特徴で、出来るだけ有利な状況で戦いたいところです。夢魔の配置自体も各プレイヤーが行うため、それぞれ倒しやすい場所に配置して自分で狩るのか、相手を陥れるために使うのか、得点を上手く稼ぐための駆け引きが悩ましいところです。ちなみに、場の状況を変えることもできるため、有利な場に変更することなども大切です。

 また、キャラクターの攻撃の際に振るダイスは1D~4Dがあり通常は4Dの方が強いのですが、振ったダイスが全て6であれば勝利というルールは変わっており、これは1Dの方が成功率が高くなっています。このため、どうしても勝てにない敵であっても1Dキャラを突っ込ませることで勝てるかも(といっても成功率1/6なのでだいたい「かも」で終わるw)となっているのが面白いですね。

 やや敵が強めなため、戦闘場所の考慮などは思ったよりもしっかり行っていかないと今回の様にあっさり全滅もありうるというのが厳しいところですが、ゲームとしてはなかなか楽しめるタイトルになっていると思います。

 

 

☆フラッシュファイター

○概要

作者:曠野一光

対象年齢:- -

対象人数:2-5人

標準時間:30-60分程度

 

 宇宙を駆けるロボットを操り、他プレイヤーが操るロボットとの戦いに勝利することを目指すカードゲームです。

 

①ゲーム開始時にランダムに搭乗ロボットを決め、パーツやビルドアップカードを配布します。

②手番になるとまずイベントカードを引いてその効果を処理します。

③戦闘、故障パーツの修理、変形、特殊カードの使用の中からいずれかを行います。変形はロボットが通常モードと移動モードで切り替えることが出来、能力が変化します。

④戦闘になると対戦相手を指定します。ダイスを振って距離を決定し、相互に移動を行ってから相手との最終的な攻撃距離が決まります。

⑤手札から攻撃距離に適応する武器カードを使用しダイスで命中判定に成功することで相手を攻撃できます。他にも相手の成功率を下げる防御カードも使用可能です。

⑥ダメージを受けるとダメージ分のパーツカードやビルドカードを捨てていきます。

⑦これらを繰り返し、パーツがなくなったプレイヤーがもう一度ダメージを受けると敗北です。自分以外が全員脱落すると、残ったプレイヤーの勝利となります。

 

〇プレイ経過

 ゲーム開始時の様子です。どこかで見たような重量級のロボットが搭乗機となりますが、ちいのロボットに比べると機動力で劣る分パーツは非常に豊富でタフなロボットとなっています。

 

 豊富な武器による幅広い射程に対応できる管理人が序盤を有利に進めていましたが、徐々にパーツが減ってくると移動力に勝りこちらの穴を突けるちいが強力な遠距離兵器を持ち出し逆襲に出てきます。

 

 しかしながら、管理人も攻撃力が小さいものの射程に幅がある兵器を一つ残しており、それを使ってちまちま削る作戦です。ちいの兵器は威力が高い分命中率が低く、先にこちらがちいのパーツを削り切ったことで勝利となりました。

 

〇評価

 どこかで見たようなロボットを駆って敵対するロボットの撃破を目指すカードゲームです。

 ロボットに装着されているパーツが全て手札になっているというのが特徴で、攻撃や防御の際にはこれらのカードを使っていきます。さらにダメージを受けるとパーツを捨てることで処理していき、徐々に弱体化し使える能力が限定されていく(壊れていく)となっていて、このあたりはロボットの多彩な兵装を手軽に表現しておりなかなか良くできた仕組みになっていると思います。

 また、武器の多くはそれぞれ適応した距離があり、最初はお互いのパーツが分からないので適当な距離で戦いますが、徐々に相手の得手とする距離、苦手な距離が分かってくるため上手く距離を調整する必要が出てきます。この距離を巡っての駆け引きも悩ましいところですね。

 一方で、戦闘は基本的に1対1、戦闘の都度初期の距離の判定からお互いの移動と使用するカードの選択、ダイスでの判定とカードゲームにおける戦闘判定としては多めな手順をとるためややテンポが悪くなっています。2人だと戦闘にはどちらも参加しているので大きく気になりませんでしたが、人数が多くなってくると少し気になってくるところかもしれません。

 とはいえ、なかなか意欲的な仕組みの多いカードゲームで、なかなか面白いものになっていると思います。

 

 

 後半に続きます。

 

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