令和5年5月7日
アースリボーンを終え、午前中はもう少し時間があったのでこちらを。
☆ブラッドリコール
○概要
作者:オオタユウ
対象年齢:15歳以上
対象人数:1-2人
標準時間:10-30分程度
対戦型のデッキ構築型のカードゲームで、ブラッドリコールというタイトルの様にカードバトルによるダメージがリソースとなっていく仕組みが特徴です。
①ゲーム開始時に使用する人器(武器)及び対応するブラッドリコール(必殺技)を選択してゲームを開始します。
②手札を使って、カードのプレイ、人器カードを使用して自傷(自分にダメージを与えリソースを得る)、血継の使用のいずれかを任意の回数行います。
③血継は武器によって手番に行える回数が決まっており、新たなカードの追加か、手札を合成して強化することが出来ます。
④手番の最後に残っているリソースを捨て札にします。
⑤両方が手番を終えると、攻撃力を比較しより高い方が差分だけ相手にダメージを与えます。体力が半分以下になると人器は覚醒し強化されます。
⑥ダメージはリソースとなって場に残り、次の手番に使用することができます。
⑦手札の合成に使用したカードが一定数になるとブラッドリコールの発動が行えます。
⑧これらを繰り返し、先に相手の体力を0にしたプレイヤーの勝利となります。
〇プレイ経過
ゲーム開始時の様子です。管理人はヒヒイロカネ(刀)で自傷により高いダメージを受けますが攻撃力の高いカードが手札に入る能力があります。ちなみに、場の中央に並んだカードは血継により獲得することが出来ます。
最初の戦いはブラッドリコール(自傷でダメージを受けないがリソースが手に入るようになる)を人器の覚醒より早く発動してしまったこともありなかなか攻めきれず。覚醒にもっていくこともできずうだうだしているところにちいからの強力な一撃で半分手前から一気に削られてしまい敗北となりました。
管理人の人器はそのままブラッドリコールのみ切り替えて2戦目です。初戦の反省を踏まえ体力を調整し人器の覚醒につなげ、攻撃のタイミングを測ります。
体力的にぎりぎりのところで最後の最後にブラッドリコールを発動。一撃死レベルの攻撃を叩きこむことに成功してリベンジに成功しました。
〇評価
デッキ構築による対戦型のカードゲームで使用する人器や切り札となるブラッドリコールに応じてプレイスタイルが変わってきます。
特徴的なのはブラッドリコールというタイトルにもつながるダメージがリソースになる仕組みで、自傷という自ら体力を削りリソースを生み出すアクションも準備されています。基本的に体力が半分を切るといずれの人器も強化されるますが、その上で体力が減れば減った分だけ強力なカードを購入する機会が増えることにもなるため、ピンチになればなるほど自然にデッキは強化され火力が跳ね上がっていくことになります。体力が減れば当然敗北にも近づきますが、その分だけ逆転のチャンスにもつながり、この辺りのバランスを如何にとって相手を先に倒すのかというのが考えどころとなっています。
体力とリソースがカードで頻繁に場とストックのやりとりがあるため若干取り回しに手間取るところはあって、キューブの方がプレイはしやすいかなという感じはありましたが、全体的に大きく気になったところはなく減少する体力(それに伴う攻撃能力の上昇)を巡る駆け引きがとても面白いカードゲームになっていると思います。
後半に続きます。