自宅ゲーム会204 初日前半 はっきよいゲーム 他 | とりあえず日々ボードゲーム

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日本の片隅、島根県の浜田市で日々ボードゲームにはまっている管理人が、とりあえずボードゲームについて色々と書いていく(予定)のブログです。

令和元年5月18日

 

 さて、本日から明日まで前日に帰省した芋とのゲーム会となります。とはいえ、日中は朝一から子どもたちの用事が入っていたので、用事の合間に少しだけ手軽なゲームをしています。

 

 

☆フラワーズフォーバルコニー

○概要

自宅ゲーム会200 中盤②」を参照。

 

○プレイ経過

 まずは子どもたちの要望でこちら。管理人&長男、長女、芋、昼から顔を出していたちいの4人。

 今回はピンクの花が3つ咲き誇ったことによりピンクが勝利で、担当していた管理人&長男が勝利という結果でした。

 

 

☆ペントアップ

○概要

「自宅ゲーム会198 後半」を参照。

 

○プレイ経過

 続いても子どもたちの要望でこちら。芋VS長女の結果、長女の勝利。

 

 

☆はっきよいゲーム

○概要

作者:米光一成

対象年齢:8歳以上

対象人数:2-4人

標準時間:10-20分程度

 

 タイトルやコンポーネントからわかるように相撲をテーマに、「はっ」「き」「よ」「い」で勝負が始まるまでに力を溜め(カードを集め)、「のこった」を出し続け最後まで土俵に残ることを目的としたゲームです。もともと同人で評判だったゲームですが、なぜかタイトルが「はっけよい」から「はっきよい」になっているという・・・

 

①はっきよいフェイズには手番順に場のカードから「はっ」「き」「よ」「い」カードを獲得するか、「はっきよい」カードをプレイしはっきよい以外も含む複数のカードを獲得するか選択します。はっきよいカードをプレイした場合、既に場にプレイされた枚数に応じてより多くのカードが獲得出来ます。

②場に「はっきよい」カードが4種類出た時点でフェイズは終了となります。

③のこったフェイズでは手元ののこったカードをプレイします。この時、前手番のプレイヤー以上ののこったカードを出す必要があります。複数枚を組み合わせてプレイすることもできますが、そのなかの最ものこったの少ないカードが、次手番プレイヤーが出さなければいけないカードとなります。

④手番順に繰り返し、一人を除き全員が手札をプレイできなくなった時点でのこった一人の勝利となります。

⑤先に2勝したプレイヤーが最終的な勝者となります。

 

○プレイ経過

 子どもたちには難しいので管理人、芋、ちいの3人でのプレイとなります。左手前に土俵タイルがありますがほぼ雰囲気だけのアイテム。右上がカードディスプレイで、何も使用しなければ「はっきよい」の文字が入ったカードが、それらを使えばそれ以外のカードを含めた全ての種類が獲得できるようになります。

 

 初戦はお互いしっかりと手元にカードを溜めこんでいたので山札が尽きたことでのこったフェイズに。

 

 初戦はちいの勝利。

 

 続く2戦目は比較的強力なカードを中心に集めさっさとのこったフェイズへ移行させて、強力な手札で押し切った管理人の勝利。ただ、3戦目はより短期決戦を挑んだものの、開始時手札に強力なのこったカードが来ていたというちいを押し切れず敗北。ちいが先に2勝をあげたのでちいの勝利という結果でした。ちなみに、芋は毎ラウンド最初に脱落していました.

 

○評価

 前半戦で後半戦に必要なカードを集め、後半戦は前半戦で集めたカードをプレイし、如何に脱落しないで土俵に残れるかを競うゲームです。

 前半戦は手番順に場のカードを獲得していくのですが、はっきよいカードがなければ基本的にはそれらのカードしかとれず、はっきよいカードをプレイすることで後半戦に必要なのこったカードも獲得できるようになっています。ただ、はっきよいカードは共通の場に複数枚プレイすることでより多くのカードを獲得できるようになるということもあって、それなりに手札に保持はしておきたいのですが、反面後半戦には全く役に立たず、しかもそれぞれの文字で4枚以上は出せないので必要以上に集めても無駄になります。ちなみに、はっきよいは後に出せば出すほど効果が上がっていくので温存したいという思いもあるのですが、はっきよいが全て揃ってしまうとフェイズが終了するため、強力なカードだけをねらって確保し早々にフェイズを終了させるというのも作戦で、相手が得たカードを伺いつつどのタイミングではっきよいをプレイするかこの辺りの駆け引きは非常に悩ましいところです。

 後半戦は基本的には前半戦の結果次第というところも強いのですが、カードを出す順番を考えながらテンポ良く展開し「のこったのこった」と賑やかに楽しめるのはいいところだと思いますね。

 一方で大きく気になるところはありませんが、のこったフェイズでのこったカードを複数枚だすというのは次手番以降のプレイヤーには有利に働くため、そうしなければしのげないという状況でなければあえてする意味はなく、もう少し考えどころにつながる工夫があってもよかったかもしれません。ただ、そうすると今度はテンポのよさが薄れるので難しいところではあるかな。

 とりあえず、後半に向けて如何に上手くカードを集めていくかの駆け引きが悩ましく、いかにのこったを出し続けられるか競う後半のテンポよさなど、なかなか良くできた楽しいゲームだと思います。

 

 

 ここで時間となり日中は終え、夜へと続きます。

 

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