自宅ゲーム会100 前半 カリフォルニア 他 | とりあえず日々ボードゲーム

とりあえず日々ボードゲーム

日本の片隅、島根県の浜田市で日々ボードゲームにはまっている管理人が、とりあえずボードゲームについて色々と書いていく(予定)のブログです。

平成29年9月9日

 

 本日はちい、午後からやまの参加で終日のゲーム会の予定でしたが、しょう、カイも午前中から参加となり思いがけず5人と、久々に多めの人数によるゲーム会となりました。ちなみに、ブログを描き始めて自宅でのゲーム会がめでたく(?)100回となりましたが、まあ特に変わったことはなくいつものゲーム会ですw

 とりあえず、50回の時にそれまでのゲーム会のペースだと今年の年末くらいに100回に到達しそうと書いていたわりにこの時期に到達したということなので、今年は思った以上にゲーム会が開けているということで、何よりです。参加してくれるメンバーに感謝感謝ですね。

 

 さて、最初はいつも通り朝っぱらから来ていたちいと2人でゲームを開始します。

 

 

☆ブドーニア王のおふれ

○概要

作者:Sayaka&Takahiro

対象年齢:8歳以上

対象人数:2-6人

標準時間:30-45分程度

 

 温泉を見つけた者に王位を譲ると言い出した王様のおふれに応じて、温泉を目指して地層を掘り進めて行くゲームです。

 

①手番の最初に護衛を雇うことが出来、護衛は戦闘時にボーナスがあります。

②作業員の数だけアクションを行います。アクションには、「調査(採掘ポイントの一つでタイルを確認、カントローム石やモンスターを見つけるとそのタイルを表にして山に戻しお金獲得)」「採掘(タイルをめくり効果が発生)」「発破(作業員を2人使いカントローム石を破壊、お金の獲得)」「戦闘(モンスターと戦い、勝利すれば勝利点やお金を獲得)」「依頼(スペシャリストの獲得)」といったものがあります。

③手番中に負傷した作業員は手番終了時に少し回復します。お金を払って即座に復帰させることも可能です。また、ゲーム中に1回だけお金を払い作業員を増やすことが可能です。

④2枚の温泉タイルを1人のプレイヤーが獲得した場合、そのプレイヤーの勝利となります。それ以外の場合、5箇所の採掘ポイントがなくなれば獲得した得点の高いプレイヤーが勝利となります。なお、4箇所の採掘ポイントがなくなった時点でいずれのプレイヤーも温泉タイルを持っていなければ全員敗北となります。

 

○プレイ経過

 ゲーム開始時です。中央のボード左側がスペシャリストカードになり、右に重なっているタイルの山がそれぞれの採掘ポイントになります。なお、採掘ポイントは浅層、中層、深層の順に重なっています。

 

 まず、各発掘ポイントの調査から始まります。浅層にはカントローム石(いわゆる岩盤で、破壊しない限りその先を調査したり掘ることが出来ない)があり、お互い調査や破壊をしながらより奥へと進めていきます。

 

 

 中層になるとモンスターもちらほら。ちいはダイス運がいまいちでモンスターに敗北。モンスターは管理人が退治します。

 

 左奥の採掘ポイントはいよいよ深層に到達しておりここを掘ると・・・

 

 温泉を発見します(まあ調査で事前に分かっていましたが)。これでまずは1枚目の温泉を獲得。残り1枚の温泉を得れば勝利となります。

 

 続いて、モンスターや岩盤に塞がれていない左手前の採掘ポイントを掘り進めていきますが・・・

 

 なんとここでも温泉を発見。この温泉も管理人が獲得したため、管理人の勝利となりました。

 それにしても、最初に掘り進めた2箇所それぞれで2枚しかない温泉が埋まっているとは、という感じでしたね。

 

○プレイ経過

 基本的には作業員でアクション回数を管理したタイルめくり系のゲームといった感じです。そのため、上手く狙いのもの(特に温泉)を探して当てるのが面白いのですが、ただ単純にめくっていくだけかというとそんなことはなく、リスクを減らすための事前調査(モンスターや岩盤を発見した際のボーナスもあるし)やスペシャリストの活用など、如何に効率よく掘り進んでいくかが重要になります。ついでに、温泉をはじめ重要なものを調査で見つけたときにはブラフも必要だったりw

 また、今回は2人なので温泉2つ発見による勝利の確率は高めだったと思いますが、人数が増えれば増えただけ、温泉は2つしかないため勝利点による決着になる可能性も高く、そのためにはモンスターを倒したり財宝を獲得して得点を集めることも重要になってきます。

 気になる点としては、全体的に洗練(この表現でいいかは分かりませんが)されていない感じがするところでしょうか。例えば、5金払って作業員を雇えますが、一旦払ってしまえば(雇用費自体もかなり安いですし、雇用に手番が必要だったりということもなく)デメリットは一切なく必須となっており、あえてこうしている理由が分からなかったり、「調査」に発見ボーナスがあるせいで、いきなり掘り進むのが無謀すぎたり(効率がかなり悪い)というところですね。ついでに、ルールブックに調査は2枚以下で見るのをやめてもいいとありますが、見ることにデメリットがないためそうすることもないです。

 また、「発破」や「戦闘」に関しては未調査(裏向き)のタイルに対しても行えるルールになっていますが、岩盤やモンスター以外のタイルだとそれを表にして1アクション終了なので、該当のタイルが出る確率からしても、あえて未調査のタイルにそれを行う必要性がない感じです。というか、裏向きのタイルに対しては(調査済みでも、未調査でも)基本的に「採掘」一択です。

 こんな感じに、ゲームとして問題があるわけではないのですが、ちょこちょことこれはどうなんだろうというところが出てくる感じです。ただまあ、ゲームとしてはめくり運も含めて盛り上がると思いますし、プレイ時間も比較的短く手軽なゲームとしては悪くないかなとは思います。

 

 

ここでしょうが到着し3人となります。

 

☆カリフォルニア

○概要

作者:ミハエルシャハト

対象年齢:8歳以上

対象人数:2-5人

標準時間:60分程度

 

 相続した古いお屋敷をすばらしい部屋に改修するとともに、友人を呼びプレゼントを集めることを目的とします。

 

①手番になると場から「金貨(5コイン分の価値)をとる」か、「タイルを買って配置する」かを選択します。

②金貨はラウンド毎に4枚配置されるものからとりますが、4枚ともなくなるとラウンドが終了となります。

③タイルの購入はラウンド毎に8枚(2つの店に4枚づつ)配置されるものからとりますが、どちらかの店のタイルが全てなくなるとラウンドが終了となります。タイルの購入価格は購入時にある場の金貨の数となります。

④タイルは「床タイル」と「設備タイル」の2種類があり、床タイルは同色の床がある場合隣接するように配置する必要があります。設備タイルは同色の床タイルの上にしか置けません。設備タイルを配置できない時に関してのみ屋根裏部屋に配置でき、この場合は配置できるようになればすぐに配置します。

⑤設備タイルを配置したとき、タイルと同じ色の友人が来ます。1人目は特に何もありませんが、2人目以降はプレゼントを持ってきます。ただし、別のプレイヤーが条件を満たした場合友人はそちらへ移動します。

⑥特定の配置した設備タイルの組み合わせによってボーナスタイルが手に入ります。

⑦12ラウンドが終了するとゲーム終了です。プレゼント、ボーナスタイル、タイルが置かれているマス(部屋のマスの埋まり具合)等によって得点を計算し、最も得点の高いプレイヤーの勝利です。

 

○プレイ経過

 手前が管理人、奥がちい、右がしょうで、こんな感じでゲーム開始となります。

 

 序盤、管理人とちいは床タイルを中心に集め、設備タイルを配置できる土台を作ります。一方のしょうは、序盤から設備タイルも獲得します。ただ、あまり効率よく設備を配置できなかったこともあり、それほどプレゼントは集まっていなかったですね。

 

 中盤以降、ちいはプレゼント集めを積極的に狙う一方で、管理人やしょうはボーナスタイル狙いで動きます。

 

 ゲーム終了時の建物はこんな感じです。

 得点的には、プレゼント、ボーナスタイルそれぞれをコンスタントに集めた管理人が1位、プレゼントを多めに集めたちいがしょうをギリギリでかわし2位、3位がしょうという結果でした。

 

○評価

 タイルの獲得方法については少し前にプレイした「マハラジャの遺産(自宅ゲーム会92 前半を参照。)」と同様の手法で、カードとタイルの違いはあってもセットコレクションのところなど、マハラジャの遺産ボードゲーム(カリフォルニアの方が古いので、あちらがカリフォルニアカードゲームかな)といった感じです。そのため、手番ごとの考えどころは同様な感じですね。

 とはいえ、このゲームならではの面白いところはボーナスタイルとプレゼントの関係で、ボーナスタイルの多くは同色の設備タイル3つというものです。ボーナスタイルは早取りなため3つを素早く配置した方がいいのですが、その一方でプレゼントタイルを効率的に獲得しようとすると、同色の設備を連続で配置するのは友人が動かないため望ましくありません。他の条件のボーナスも含め、上手く友人が動くのを待ちつつボーナスタイルも狙えるように、もしくはどちらかに重点を置くかなど、この辺は悩ましいところだと思います。

 気になる点としては、屋敷の個人ボードやタイルなどに華やかさがなく、ゲーム終了時にこんな建物になったというのはほぼないので、こういう目的にしたなら、アートワーク等はもう少し考えて欲しかったところですね。また、全体的にマハラジャの遺産同様淡々として、盛り上がりに欠けるところがあると思います。

 とりあえず、友人の移動に気を配る必要はありそこが独自の面白さかとも思いますが、基本的にはどのタイルをどのタイミングで獲得するかというゲームで、「マハラジャの遺産」を最近プレイしていたのもありますが、普通といった印象かな。正直、「マハラジャの遺産」で充分と思わなくはないです。

 

 

 カリフォルニアのプレイ中に今度はカイが到着し、ここから4人となりちいの希望で久々の「コルトエクスプレス」をプレイします。

 

☆コルトエクスプレス

○概要

「自宅ゲーム会4」 を参照。


○プレイ経過

 4人で準備をして早速開始です。ちなみに管理人はゴースト(白)、ちいはトゥーゴ(赤)、カイがドク(青)、しょうがディンゴ(黒)を選択しています。

 

 最初のラウンド、ちいと管理人はお互い撃ちあいとなり開始早々負傷しますw

 とりあえず、1ラウンドから射撃が2枚来たのでガンスリンガー狙いだったのですが、これ以降射撃がなかなか手元に来ないようになったので先頭車両のカバン狙いに切り替えます。

 

 2ラウンド終了時。最後尾の車両は落し物がたくさんで、ちいが射撃の合間合間にちょこちょこと獲得していきます。

 

 3ラウンド目、管理人は先頭車両のカバンを狙うようにプロットを行います。管理人がポリスを動かした後にポリスを動かされるとアウトといった感じでしたが、このラウンドは他プレイヤーがポリスを動かさず、計画通りにカバンを獲得します。

 

 4ラウンド目終了時です。この時点でちいがガンスリンガーを達成しており、後方の車両で獲得したお宝も沢山。管理人も前方車両でお宝を集めましたが、ちょっと差は大きいです。5ラウンド目にガンスリンガーを狙いたかった(残り2発)のですが見事に射撃が1枚も来ず、結局もう1個袋を獲得してゲーム終了となります。

 

 ゲーム終了時の様子です。しょうがちいを殴ったおかげで宝石を1個落としており、管理人の袋の中身もそこそこだったのでギリギリで勝てるかと思いましたが、ちいも500$の袋を獲得しており、ちいの勝利です。ちなみに、カイとしょうの下位争いは、最終ラウンドに手持ちの2個の袋をどちらも落としたカイが得点なしとなりしょうの勝利となりました。

 

 久々のプレイですが、お互いの動きに一喜一憂がありかなり盛り上がりましたね。

 

 

 ここで一旦昼休憩をはさみ午後からやまが参加しての後半戦となります。 

 

「ボードゲームタイトル一覧」

 


にほんブログ村