着物で参観日に行って感じたこと | 淡路島洲本市の着付け教室 きもの*朱花~syuka~ 2021年秋、開講予定です

淡路島洲本市の着付け教室 きもの*朱花~syuka~ 2021年秋、開講予定です

着付けの手順をお伝えすることで終わりではなく、
着物をまとうことで、自分を表現したり、女性としての自信を取り戻したり、毎日がキラキラ彩られていくお手伝いができるような教室にしたいと思っています。



こんにちは


朱花(しゅか)ですほっこり



先日、次女の参観日がありました。






着物で行きました。


実は、長女の時も含めて、着物で学校へ行くのは初でした。


昔から、人一倍、人の評価を気にしてしまう私。


以前は、着物着て行ったら目立ち過ぎるのではないか、娘が嫌がるのではないか、他の保護者から変わり者と噂されるのではないかと、わざわざ洋服に着替えて行ったりしてました。


けど、着物を着るのが日常になり、着付け教室を開きたいと動いてる今、この自分の考え方に違和感を感じていました。


着物は、衣服です。


日本人にとっての衣服の1つの形。


現代では、着ている人は確かに少数だから、他の人の目を引く姿にはなるけど。


私にとってはただ自分の好きな格好をしているだけ。




それって、洋服だってみんなそうですよね。


みんな、好きなジャンルの服装を着て、髪の色だって好きな色にする。


それが、自分にとって心地よいから。


自分らしくいられるから。


ただ、そうしたいから。


それが私にとってはただ着物というだけ。


着物を着ている自分が好きだから着ているだけで、誰かから評価されるために着ているのとは少し違う気がします。


今朝私は着物が着たいから、着物を着た。


それならそのままで良いじゃないか。


ということで、着物で行きました。


あんまり着物ですよ〜っていう雰囲気じゃなく、洋服の中でも馴染むチェック柄の木綿の着物で、その場で浮きすぎない程度に。


仰々しくなりすぎないように。


着て行った感想は、、、


なんてこたぁない。ただ着物を着ていたというだけ。


です。


まず、娘の反応は少しびっくりしていました。


けど、すぐにクラスメイトに、「見て〜、ママ着物〜」と嬉しそうに紹介してくれました。


それを見たクラスメイトの子は、話しかけたりはしてこなかったけど、「着物着てる〜、なんで?」って興味津々な目で、私の全身をジローリキラキラ


その反応を見て、あ、これは着てきて良かったぞと思いました。


だってこの子達の中で、1人でも、着物に興味を持ってくれて、いづれその子が着物を好きな子になるかもしれない✨✨


着物を一緒に楽しめる人が淡路島に1人増えるかもしれない音譜音譜


ワクワクしちゃいますドキドキ


まわりの保護者の方は、たいてい自分の子供に夢中なわけで、私のことなんざ、気にもとめていないわけです。


それでも何人かのママから、「着物、すごいなぁ。自分で?」


とか、


ママさん「それ、絹じゃないですよねー。着物って入学式とか卒業式のイメージだから、びっくりしたわ」

私「あ、木綿です。伊勢木綿。普段着なんですよ。式典とかじゃないし、カジュアルな着物なんですよ。」

ママさん「へぇ。そうなんほっこり


なんて、普段お話したことないようなママに声をかけてもらってお話しできたりしました。


振り返って見ていく方もチラホラ。


でも、きっと、それも、「へぇー、着物着てる〜」くらいで、否定的な感情で見て行く人はいないように感じました。


それこそ、「自分も着てみたい」と思ってくれた方も、もしかしたらいるかもしれない。


なんか、勝手に着物を特別扱いして、ハードルを上げていたのは、自分自身だったのかもしれないです。


これって、淡路島で着物を始めたいと思ってる方にとって、結構大きな壁になりうることだと思います。


淡路島は人口も少ないから、都会のように着物を着てる方を見るということも、ほぼ無いに等しいです。


特に私くらいの年代の人が着ていることもほぼ無いし、夏祭りの浴衣すら、着ている人は少ない。

 
その中で着物を着て歩くのは、最初はかなり勇気がいることかもしれない。


私も、最初の頃は、着物を着てイオンに買い物に行くのにも、よっしゃ行くかぁ、っていう気合いがいりました。


今では、なんてことはなく買い物にでるようになりました。


でも、淡路島で着物を着て生活する中で、学校に着物を着て行くというのは、私の中ではなぜかなんとなくだいぶ高いハードルだったのです。


それを超えて、それだってなんてこたぁないとわかった今、私は無敵になりましたチョキ


私自身が着物で生活する姿を見てもらって、


必要なら着方を教えて差し上げて、


淡路島で着物着ても、まわりの反応はなんてこたなぁないですよ。


着たいと思うならどんどん着ましょうよ。


私も着てますよ。


ということをお伝えして、


今日は着物な気分だから、着物着ようっていう考えが持てる人が増えていって、


着物着たら、なんか気分も違うし、ただの日常なのに特別な感じもして、生活が輝きだした、なんて思う人が増えていったら。。。


素敵だ‼️✨✨


私自身、着物を着て行く中で、自分が誰かに評価されるいうことを気にするより、自分で自分の軸を決めることができる強さもでてきたかもしれません。


着物着てるだけなのに、私の世界は自由に変わっていってるビックリマークキラキラ


そんなことを感じた参観日着物でした。


それでは、また。